2015年06月05日

5月15日の水戸室内管弦楽団(小澤さん指揮)に行ってきました!

今年1月に続いて5月にも、小澤さんが指揮する水戸室内管弦楽団の演奏会がありました。運よくチケットが取れたので、水戸まで行ってきました!

演奏曲目は3曲の予定でしたが、水戸室内管弦楽団の名ヴィオラ奏者だった江戸純子さんが演奏会に先だって亡くなったそうで、最初に、小澤さん指揮でモーツァルトのディヴェルティメントニ長調K.136(125a)の第2楽章が演奏されました。すごく心のこもった演奏で、本当に、思わず涙が出てしまいそうでした。

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今回の演奏曲は、
【第1部】指揮者なし
ゲルスター:ティンパニと弦楽のためのカプリチェット
(ティンパニ独奏:ローランド・アルトマン)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調K.219(トルコ風)
(ヴァイオリン独奏:竹澤恭子)
<休憩>
【第2部】式:小澤征爾
ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調作品36

竹澤恭子さんのヴァイオリンは生で初めて聞きましたが、とっても情熱的で良かったです。情感あふれるような音と、そしてヴァイオリンを弾く姿もとてもかわいらしくて素敵でした。今度は、竹澤さんを聞きにコンサートに行ってもいいと思いました!

小澤さんの指揮のベートーヴェンも、良かったです。昨年もベートーヴェンの第4と第7を水戸でやって、それがCDにもなって発売され、好評だったみたいですが、とっても力強く、でも軽やかな弦楽器が素晴らしい水戸管弦楽団ならではの(そして小澤さんならではの)音が今回も聞けました。

本当に、いつまでも聞いていたい気がしました。

水戸芸術会館の掲示板に下の新聞が貼ってあったのでアップします。水戸に住んでいたら、リハーサルにも行ってみたかったなー!!!

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2014年01月25日

■小澤さん指揮の水戸室内管弦楽団、行ってきました!

忙しさにかまけて大分間が空いてしまいました・・・。小澤さん、体調が悪くて思うように指揮をされていませんが、先日1月19日(日)、茨城県水戸の水戸芸術会館まで、小澤さんが指揮をするというので第89回定期演奏会に行ってきました。

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実はブログにしませんでしたが2年前も、水戸に行ったのです。やっぱり1月に2回演奏会があって、小澤さんが指揮の予定でしたが、1回目の日は指揮をされたのですが、生憎それで腰痛がひどくなったか何かで2日目は指揮をされませんでした。私は残念ながら2日目のチケットを買っていたので、小澤さんの指揮は見られなかったのです!

そのときはちょっと記憶に残ることがあって、その日会場に行っても、小澤さんが指揮をしないということは貼り紙すら出ていなかったんですね。それで皆、当然小澤さんを期待して席に着き、開演の時間になったときに初めて知らされました。観客の中にはとても怒った人がいて、ホールの客席中央ぐらいに当時の館長さんだった吉田秀夫さんがいらして、議論となりました。吉田さんはとても困り果てたようで、最後に、「ではどうしたら良かったんでしょう」とおっしゃって、そこで議論も途切れ、小澤さん指揮でなければ聞きたくない方は今退場してくださってかまいません、払い戻します、ということで、ごく数人が、多分出て行ったと記憶しています。

そして、オーケストラは、指揮者がいないまま演奏をしました。水戸オーケストラは、指揮者がいなくても演奏できる実力があるし、直前まで小澤さんと練習してきたわけだし、とても満足して聞くことができました。そのとき、ゲストとしてチェロの宮田大さんもいたかな、確か。最後は結局、残った人にも皆6000円払い戻していただきました。いつ小澤さんの指揮ができないことが分かったのかにもよりますが、分かった時点ですぐに貼り紙や場内アナウンスをしてくれていたら、こんなことにならなかったのでは・・・、とその時思っていました。実際、現場にいたら判断は難しかったのかもしれませんが。

そんな記憶のある水戸オーケストラで、今回は大丈夫かな?とちょっと心配も。でも今回は、最初から1曲だけの指揮だしね、と思って会館にはいると、リハーサルが押しているということで少し開場が遅くなっていました。約10分ぐらい遅れて開場し、時間通り19:00ぐらいに無事開演。最初は、ナタリー・シュトゥッツマンさんの指揮でメンデルスゾーンが2曲。ナタリーさんは、メンデルスゾーンはもっと評価されてもいいと感じているそうで、確かにナタリーさんのイタリア(交響曲第4番)は印象深かったです。

そして、インターバルのあと、いよいよ小澤さん登場!またちょっとお年を召された感じ・・・。でも元気にオーケストラの人たちに交じって舞台に出てきました。これがいつものスタイルですよね!

そしてベートーヴェン交響曲第4番。最初の音からして、違いました!音がほとばしっているというか、生きているというか。リハーサルが押したのは、どうやら細かいストリングスを合わせていたそうです。前々日に1回目の本番があったのですが少し納得がいかないところがあったとかで、そこを念入りに練習したと聞きました。

でもやはり体力が戻っていないのか、第1楽章と第2楽章の間の束の間、指揮者の立ち位置のところに置いてあった椅子にもたれかかっていました。でも第2楽章が始まると、いつもの指揮が。そして、第2楽章と第3楽章のつかも間の休息のときも椅子にもたれていましたが、最後、第3と第4の間はそういうことはありませんでした。ここはやっぱり一気に行きたいところだからでしょうか。指揮者という仕事は、本当に体力を使うんですよね、きっと。

それに前日は水戸の子どもたちに音楽を教えたり、もされていたようです。後輩の育成に本当に力を注ぐ小澤さんらしいですね。茨城新聞の1月13日版に、下記のように記事が出ていました。

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このコンサートは、1日目の様子がNHKで3月16日に放送されるそうです。絶対に再度見たいです!それに、5月にまた水戸で指揮されるという話もあります。でも、今年の夏の松本のサイトウキネンコンサートでは、指揮はせずに総監督をすることにしたと昨日だったかニュースで聞きました。「だってキャンセルしたら皆に迷惑をかけるからね」ということでした。でも、2年後には指揮を絶対したいとのこと、ぜひぜひ頑張ってほしいなと思います。

2010年01月30日

■キャンセルとなった水戸室内管弦楽団、創立20周年記念コンサート

小澤征爾さんの病気療養のため、水戸室内管弦楽団の
創立20周年記念コンサートはキャンセルになってしまったようです。

水戸室内管弦楽団は、指揮者がいなくても演奏できる
大変レベルの高いオーケストラだし、
違う指揮者で行なうのかな?と思っていたのですが、
やはり、水戸室内管弦楽団の創立20周年記念は
小澤征爾さんがいないと始まらないということなんですね。

次回に予定されている、小澤征爾氏指揮による
水戸室内管弦楽団の演奏会は、来年2月だそうです。

ちなみに今回予定されていた曲目は、

モーツァルト「ディヴェルティメント ニ長調 K.136(125a)」
モーツァルト「ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412/514(386b)」
  (ニーノ・ロータ:<アンダンテ・ソステヌート>付き)
  ホルン:ラデク・バボラーク
ハイドン「チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1」
  チェロ:マリー=エリザベート・ヘッカー
モーツァルト「交響曲 第35番 ニ長調 K.385 <ハフナー>」

このうち、モーツァルト「ディヴェルティメント K.136」と
ハイドン「チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1」は、
第1回定期演奏会でも演奏された曲なんだそうです。

また第1回定期演奏会のハイドンでは、
故ロストロポーヴィチ氏がソリストとして演奏したのですが、
今回はそのロストロポーヴィチの名を冠したコンクールで優勝した
マリー=エリザベート・ヘッカー氏が演奏する予定でした。

こんなに素晴らしい内容のコンサートがキャンセルになってしまって
とても残念ですが、来年が楽しみですね。

小澤征爾さんの回復と復帰を、心よりお祈りいたしております。

2006年10月19日

■吉田秀和賞、有木宏二さんの「ピサロ/砂の記憶−印象派の内なる闇」に!

水戸芸術館の館長でもある吉田秀和さんが中心となった、優れた芸術評論を対象とする吉田秀和賞(吉田秀和芸術振興基金設定)の第16回受賞作品が、有木宏二さん(宇都宮美術館学芸員、39歳)の「ピサロ/砂の記憶−印象派の内なる闇」(人文書館)に決まったそうです。



作品は、印象派の中心的画家の一人、カミーユ・ピサロの生涯を改宗ユダヤ人の子孫という生まれから丁寧にひもといて描いたもの。出版元の人文書館のブックレビューに以下のようにありました。

『1830年、カリブ海に浮かぶ小島セント・トーマス島でジャコブ・アブラハム・ピサロ(Jacob Abraham Pizarro)は生まれた。名前からわかるようにユダヤの血、それもスペイン語でマラーノ(豚)と呼ばれた人々の血を引いていた。

彼らは表向きキリスト教に改宗しながらユダヤ教の信仰を捨てなかったため、15世紀末にイベリア半島から追放されたユダヤ人たちだった。貿易商の父の意向に逆らい、ピサロは22歳で島を離れ、パリで画家として生きることを決断。名前をカミーユ・ピサロ(Camille Pissarro)と綴りをも変えてユダヤ系の出自を封印した。

本書は、「印象派展」すべてに出品し、最後まで印象派に忠誠を捧げたこの画家の評伝だが、出生の秘密に踏み込んでいるのが特徴だ。早くからピサロを評価したゾラは、彼の絵を評して「あまりにも暗いがゆえに、誰も喜ばすことができない」と書いているが、この暗さの底には暴虐に耐えてきたユダヤの記憶が秘められていると著者は指摘する。

フランスで反ユダヤ主義の嵐が吹きすさんだドレフュス事件の際には、迫害を恐れ、海外にいた息子たちにユダヤ人差別の少ないデンマーク国籍をとることを勧めたピサロ。静かな風景画に隠された画家の暗部を探り出した労作である。』
(芸術新潮2006年3月号より)

あの「エリア」の作曲をしたメンデルスゾーンも、ユダヤ教から改宗して苦しんだ人でしたね。日本人ではわからない宗教の深さ、怖さ。人を救うはずの宗教でさまざまな軋轢があるとしたら、宗教って何なのだろうって思ってしまいます。でも、その軋轢、苦悩が、もしかしたら多くの芸術を生んでいる面もあるかもしれません。う〜ん、現実って複雑ですね。

贈呈式は11月18日、水戸市の水戸芸術館で行われるそうです。

ちなみにこれまでの受賞作品は、
第 1回(1991年) 秋山邦晴「エリック・サティ覚え書き」
第2回(1992年)持田季未子「絵画の思考」、
第3回(1993年)該当なし
第4回(1994年)渡辺保「昭和の名人 豊竹山城少掾」
第5回(1995年)松浦寿輝「エッフェル塔試論」
第6回(1996年)長木誠司「フェッルッチョ・ブゾーニ」
第7回(1997年)伊東信宏「バルトーク」
第8回(1998年)該当作品なし
第9回(1999年) 青柳いづみこ『翼のはえた指 評伝安川加壽子』
第10回(2000年)小林頼子『フェルメール論 〜神話解体の試み』『フェルメールの世界 17世紀オランダ風俗画家の軌跡』
第11回(2001年)加藤 幹郎『映画とは何か』
第12回(2002年)該当作品なし
第13回(2003年)岡田温司『モランディとその時代』
第14回(2004年)湯沢英彦『クリスチャン・ボルタンスキー 死者のモニュメント』
第15回(2005年)宮澤淳一『グレン・グールド論』

該当なしが今までに3回も・・・。きちんと厳しく審査しているんだなぁと思ったら、審査委員会は、 審査委員長:吉田 秀和、審査委員:加藤 周一、林 光。加藤さんは、朝日新聞にもエッセイを書いてらっしゃいますよね。医学を学んでいたのに文学・評論をなさるようになった方で、その昔、「言葉と戦車」など読んでスゴイ!と思いました。もしかしたらこの吉田秀和賞は、有名な文学賞より余程しっかりした賞とも言えるかもしれません・・・

2006年09月16日

■水戸室内管弦楽団のチケット、届きました♪

先日9月2日(土)にチケットが発売だった12月7,8,9日の小澤さん指揮する水戸室内管弦楽団。2日は用事で札幌にいたのですが、発売開始の9時半から電話をし、11時過ぎごろやっと通じました。

でもその時はすでに、S席は3日間とも売り切れ。A席も最後の日は補助席で、1日目と2日目が少しだけあるという話。水戸だから、少しはチケットが取りやすいのかなと思うのは間違いですね〜。ホールがそんなに大きくないので、席が少ないのです。その、やっととれたチケットが、今日郵便で届きました!

演奏されるのは、モーツァルトばかり3曲。モーツァルト・イヤーの締めくくりとして、だそうです。

 ・モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
 ・細川俊夫:ピアノとオーケストラのための<月夜の蓮>
  -- モーツァルトへのオマージュ --(日本初演)
 ・モーツァルト:交響曲 第41番 ハ長調 K.551<ジュピター>

そしてピアノは、パリ在住のピアニスト、児玉桃さん。ボストン交響楽団などで小澤征爾さんとも共演したことがある方です!

水戸に行くのも、水戸室内管弦楽団も初めて!12月が来るのが、とっても待ち遠しいです♪
健康食品
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