2010年09月09日

■小澤征爾さんとサイトウキネンオーケストラの、六本木ヒルズでの生中継!

サイトウキネンフェスティバルの最後のコンサート、Cプログラムは、
2,3年に一度は、台風にぶつかるという印象があります。

台風にやきもきしながら、1日前に行ったほうがいいか悩んだり・・・、
たしか9.11のテロがあった年だから、2001年だったと思いますが、
最後の日、台風で中央本線も上越新幹線も止まったこともありました。

今年もそんな年でしたね!幸いに8日のお昼過ぎ、
岐阜のあたりで台風は熱帯低気圧になったようですが。。。

でも今年も予定があまり立たず、松本のチケットは
買っていなかったのですが、そんなお天気の中、
今年初めて、六本木ヒルズアリーナの生中継を見に行ってみました。

Cプログラム1日目の生中継が無料で見られる!というものです。

小澤征爾さんは、食道がんの復帰後、最初はいつもどおり
全て指揮をされるはずだったのですが、持病の腰痛のために、
チャイコフスキーの弦楽セレナード第1楽章だけの指揮になりました。
でも、だから、少しでもいいから見たいな!と思ったのです。

六本木ヒルズアリーナは、初めてですが、こんなところ。
丸い屋根がちょこっとついている、半野外のホールです。
スクリーンの後ろは、テレビ朝日のビルです。長野朝日放送が
テレビ朝日系列なので実現しているんですね、きっと。

ホール.jpg

よく分からないかもしれませんが、
中央辺りは、本当にアリーナ席のようになっていて、
コンサート会場のように椅子が並べてありました。
でも台風の後、風は強いしお天気は悪いし、で、
6時半過ぎはまだ人もまばらでした。

そして一段ぐらい上がったところに、テーブル席がほんの少しあり、
そこは、早くに来た人でもういっぱい。
小さな売店が出ているので、そこで買ったワインなどを
飲み始めている人たちもいて、慣れているなぁと感心しました!

小雨もまだ降っていたので、会場のほうでビニールの雨合羽を
用意していて、来た人に配ってました。

7時の開演前は、武満徹メモリアルコンサートをまとめたものを
見せていました。あまり内容を知らなかったので、cobaさんの
アコーディオンや、渡辺香津美さんのギターでびっくり。
何だか、ちょっと得した気分!

その後、開演少し前に、今月の初旬に撮ったという
小澤さんのインタビューが流れました。

インタビュー.jpg

復帰できたことの感謝や、指揮が交代になったことのお詫び、
代わりの指揮者の下野竜也さんのことなどを話されてました。
食道を全摘出されたんですから、大変なことですよね。
お元気な姿が見られただけで、もう感激です!

スタート.jpg

そして、いよいよ生中継開始!
最初に、空のステージに小澤さんだけ登場し、
指揮者交代のお詫びを述べたあと、再度登場して演奏開始です。

チャイコフスキーの
「弦楽セレナード」ハ長調 作品48」第1楽章!
もう、すごかったです!

チャイコフスキー.jpg

チャイコフスキー2.jpg

この曲は、サイトウキネンオーケストラにとっても、
小澤さんにとっても思い出深い曲で、
斎藤秀雄さんが亡くなる数週間前に合宿でとりあげ、
これが最後かもしれない、という思いで
演奏した曲だと聞いています。

そのことともダブって、この7,8分の演奏にかける
オーケストラと小澤さんの意気込みというか、一体感というか、
そんなものが感じられる気がして、本当に素晴らしかったです!
もう、涙が出そうでした。

それにしてもサイトウキネンオーケストラの弦は、
本当にすごいですね。この曲を聴いただけで、
もう帰ってもいいかなと思ったくらいです。

どんな感じか聞きたい方は、アマゾンの試聴ページで
SKOと小澤さんのCDから、少しだけ聞くことができます。

ここをクリックして下の方の「試聴用サンプル」から、どうぞ。
聞くときには、最初からボリュームを最大にしたほうがいいです!

でもせっかくなので、下野さんもしっかり聞いてきました。
まず、権代敦彦作曲の「デカセクシス」。
これは、カーネギーホールとの共同委嘱で作られた曲だそうで、
世界初演だそうです。こういう曲は苦手なのですが、
サイトウキネンの演奏だと不思議に聴くことができます。

下野さん.jpg

それから、ブラームス「交響曲第1番」。
下野さんはブザンソンで優勝し、今注目されている指揮者ですが、
確かに小澤さんとは違う曲になっているなと感じました。

下野さんファンも六本木ヒルズアリーナにたくさん来ていたようで、
下野さんが出ただけで、拍手している人たちもいましたよ。

そばにあった電飾のポスターは、こんな感じ。

ポスター.jpg

生の音にはやっぱり負けると思うけれど、それにしても
生中継で大迫力で見られて聞けて、松本に行かれない人には、
とってもありがたい企画です。

おまけに、コンサートの休憩時間には、今年のSKFの
パレードの様子やオペラのことなど、ダイジェスト版で
見せてくれました!

それから、コンサートが終了してお客さんが拍手しているとき、
何と小澤さんが、客席の後ろのほうに立っていらしたのですが、
そのサービスショットも2回ほどありました!
これは、会場の人は気づかなかったのではないでしょうか。

ちなみにパンフレットも十数部売っていたそうです!
でも、もしかしたら?と気づいたのが、終ってから。
ショップらしきところ(信州のジュースや、コンサートホールで
売っているグッズを売ってました)で聞いたら、
売り切れました〜と言われてショック!
もう少し早く気づけばよかったです〜。(涙

でも、来年はここで指揮をします、とおっしゃっていた小澤さん。
ぜひぜひ万全の体調で、戻ってきていただきたいです!!

(1ファンとして写真を載せました。もしご迷惑であれば
削除しますので、関係者の方、コメント欄からお知らせください)


2009年02月19日

■サイトウキネンフェスティバル2009のプログラム

サイトウキネンフェスティバルのプログラムが発表になりました!期間は、2009年8月17日(月)〜9月9日(水)の24日間です。

今年のオペラは、ブリテンの戦争レクイエム。レクイエムと言うと、モーツァルトとかフォーレが有名ですが、このブリテンのレクイエムも最高傑作といわれるそうです。雄大なスケールとしかも80分という長さでかなり大変なレクイエムらしいのですが、指揮者なら1度はやってみたい曲のようですね。小澤征爾さんがどう見せて聴かせてくれるのかが、とても楽しみです。

オーケストラは、ラヴェルの道化師の朝の歌と、シェエラザード、そして、ブラームスの交響曲第2番ニ長調作品73だそうです。サイトウキネンオーケストラのブラームスは、もう定番でぜひ生で聞いてみたい!ですね。

それから、ゲストコンダクターは、 バイオリニストでもあるロバート・マンさん。モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」(サイトウキネンオーケストラ)とベートーヴェンの弦楽四重奏曲13番「大フーガ」(若い人のための「サイトウ・キネン室内楽勉強会」オーケストラ)を指揮するそうです。

チケット発売は、2009年5月30日(土)の午前10時から全国一斉に発売だそうです。また、あっという間に売切れてしまうのでしょうね。。。

2009年02月02日

■小澤征爾さんをめぐる話題

ちょっと多忙すぎて、半年以上、間があいてしまいました!

昨年8月もやっぱりサイトウ・キネン・フェスティバルのボランティアに参加し、オペラの楽屋裏のお手伝いをしました。出演者やスタッフのおやつ(果物やコーヒーなど)を用意したり、オペラの幕間にサーブされたワインのグラスを洗ったり。松本駅の南側ある、とあるレストランから、ワインやワイングラスが届けられているみたいでした。

そして、9月のサイトウ・キネン最後の日にサイトウ・キネン・オーケストラの演奏を聴いてきました。マーラーの巨人、とっても楽しみにしていたのですが、さすが、サイトウ・キネン・オーケストラ。繊細な、でもたくましい巨人でした。

昨秋は文化勲章も受賞し、ウィーン国立歌劇場も来日して、神奈川で小澤征爾さんが指揮をされたんですよね!オペラ「フィデリオ」は、とても素晴らしかったとききます。

毎年春に行っていた東京オペラの森は、今年はもう、小澤さん指揮のオペラはやらなくなり、タイトルも少し変わって、全くの別物になってしまったみたいで、残念!

でもオペラはやっぱりチケット代が高く敬遠されがちだし、海外から多くの人を呼んでのオペラ上演では、なかなか運営が困難だったそうだから、仕方がないかもしれませんね。。。

また4月には、小澤征爾音楽塾のコンサートがあります!今年は、中国の北京、天津、上海でも公演するんですね。それから、ウィーンは、もしかしたら2009年が小澤征爾さんの最後のシーズンだったでしょうか?まだまだ今年も、精力的に活動されるんですね。体にだけは気をつけて、活躍していただきたいです!
タグ:小澤征爾

2008年07月23日

■もうすぐ、サイトウキネンですね!

すっかり間があいてしまいました。気がついたら、もう夏です!

小澤征爾さんは、この春から腰椎椎間板ヘルニアだということで、新日本フィル、水戸室内管弦楽団、そしてウィーン国立歌劇場をキャンセルしていたので心配していたのですが、小澤征爾音楽塾やスイス国際音楽アカデミーでは元気に指揮をなさったようですね!

そして、まもなく、サイトウ・キネン・フェスティバル松本があり、2度目のウィーン国立歌劇場日本公演があります。

サイトウ・キネン・フェスティバルでは、ボランティアの募集が始まりました。登録している人には用紙が届くので、これが届くと、もうすぐサイトウ・キネンなんだな、と実感します。

音楽の友では、7月売りの8月号で「小澤征爾学」再入門という小澤さんにエールを送る特集をしているようです。

また、スイス国際音楽アカデミーのときに受けたインタビューが、下記のURLで見られます。よかったら、ぜひどうぞ!

http://www.swissinfo.ch/jpn/front.html?siteSect=105&sid=9286940&cKey=1214998677000&ty=st

2007年12月11日

■六本木ヒルズで、サイトウ・キネンをもう一度!

早いもので、もう年末。バタバタしていたら、あっという間でした。
松本に行ったのがつい先日のようなのに。。。。

ところで、その松本のサイトウ・キネン・オーケストラの演奏がもう一度六本木ヒルズの大スクリーンで見られるそうです!

今年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本のメーンプログラムのひとつ、小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラ演奏のオーケストラコンサート<Bプログラム>は、9月6日の演奏当日も松本から六本木ヒルズに生中継されたのですが、再度それが上映されるそうです。

クリスマスの翌日、もし時間があったら行ってみるといいですね。

詳細は以下のようになってます。

■日時  2007年12月26日(水) 午後6:00開演

■会場  六本木ヒルズアリーナ
    (東京都港区六本木)

■曲目  ラヴェル:「亡き王女のためのパヴァーヌ」
     ベルリオーズ:「幻想交響曲 作品14」

■主催  長野朝日放送
■協力  テレビ朝日/森ビル/ViViA
     /サイトウ・キネン・フェスティバル松本実行委員会

2007年09月24日

■来年のSKFスケジュール

今年のSKFが終わったら、さっそく来年のスケジュールが発表されました。

2008サイトウ・キネン・フェスティバル松本 基本計画期間:2008年8月13日〜9月9日(予定)

★オーケストラ・コンサート

1)小澤征爾指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ (曲目未定)
2)ゲストコンダクター 下野竜也指揮 サイトウ・キネン・
  オーケストラ (曲目未定)

★オペラ 

ヤナーチェク「利口な女狐の物語」
小澤征爾 指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ
会場:まつもと市民芸術館

このオペラはフィレンツェ国立歌劇場との共同プロダクションです。

<演出>ローラン・ペリ
<キャスト>
森番:クイン・ケルシー
森番の妻/ふくろう:ジュディス・クリスティン
校長/蚊:デニス・ピーターセン
神父/あなぐま:ケヴィン・ランガン
ハラシタ:デイル・トラヴィス
ビストロウシカ(女狐):イザベル・バイヤクダリアン
雄狐:ローレン・カーナウ   他

★その他の「ふれあいコンサート」、「青少年のためのオペラ」、「子どものための音楽会」や「若い人のための室内楽勉強会」なども例年通り行なう予定です。


ゲスト・コンダクターの下野竜也さんは、どんな方かというと、
1969年鹿児島生まれ。鹿児島大学教育学部音楽科、桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室で学び、1996年、イタリア・シエナのキジアーナ音楽院でオーケストラ指揮のディプロマを取得。その後、大阪フィルハーモニー交響楽団指揮研究員となり故朝比奈隆さんに師事し、大阪フィルハーモニー交響楽団定期演奏会でデビューした方だそうです。文化庁派遣芸術家在外研修員に選ばれて、ウィーン国立音楽大学に留学もしています。

そして2000年、第12回東京国際音楽コンクール<指揮>で第1位となり、同年、齋藤秀雄賞も受賞、2001年には、あのブザンソン国際指揮者コンクール第1位。何だか小澤さんとの縁を感じますねー!

2006年11月からは、読売日本交響楽団の初めての「正指揮者」に就任。2007年4月からは上野学園大学音楽文化学部教授に就任し、各地でマスタークラスを行うなど後進の指導にも熱心だそうです。

また、『その指揮活動の根底には、デビューしてから一貫して持ち続ける「楽譜に忠実に。作曲家の意図するところをどこまで汲み取り、素直に表出できるか。」との思いがある。  ドイツ・ロマン派の作品を核にしながらもレパートリーは多岐に亘り、特に現代作品の分野では、ジョージ・ベンジャミン、松平頼暁等の前衛作曲家からその手腕は高く評価されている。オーケストラ作品のみならず、吹奏楽作品、声楽曲、オペラへも意欲的に取り組んでいる。』(下野竜也公式サイトより)そうです。

まだSKFでの演奏曲目は未定となっていますが、どんな曲を披露してくださるのでしょうか。とっても楽しみですね!


2007年09月12日

■SKFのボランティア

書くのが遅くなりましたが、今年もサイトウ・キネン・フェスティバルのボランティア、行って来ました。

今年は、たまたま「そばパーティ」の日でした。9月1日の小澤さんのお誕生日に合わせて開くと聞いていたのですが、今年は8月末でした。全然知らずに最初、楽屋裏のお手伝いのつもりで行ってみると、今日はそばパーティをやっているのでそちらをまず手伝ってください、とのこと。

お話しには聞いていたそばパーティ。場所は、松本文化会館の庭でした。そしてその名前のとおり、たくさんのおそばがテントの下に並び、その場で揚げている天ぷらや、カキ氷、そして他にも地元の方々が作った食べものがたくさん出ていました。

フェスティバルに出演される方々や関係者の方々が三々五々集まって、好きなものを取り、お昼を兼ねながらのパーティのようでした。おそばは、小澤さんが大好きなんですよね。

そのおそばですが、地元の方々が打ってらっしゃるそうなのですが、7−8人前ぐらいずつ載った大きなザルがずらーっと並んでいて、各ザルの後ろにはかなり大きな木のプレートがあり、そのおそばを作った方の名前が彫られているんです!

そして、おそばがなくなりそうになると、またちゃんと新しくゆでたおそばが出てきます。(ボランティアの方々が、次々とゆでているんです)

いろいろお手伝いしている合間に少しいただきましたが、打つ人によっておそばの感じは全然違うのですが、そのどれもがおいしかったです。さすが、松本ですねー!!

小澤さんもお昼過ぎ頃、いらっしゃいました♪マイクで「小澤さんがいらっしゃいました」とアナウンスされると、みんなで大拍手!ニコニコとても気さくな感じで、おそば用のおつゆが入った器を受け取ってらっしゃいました。

いいお天気の下、パーティは2時半ごろまで続き、それからは後片付け。男性たちがテントやテーブルを片付け、女性たちはお鍋やコンロやザル、その他調理道具などを片付けます。洗い物の量もわりとあったし、こまごまとたくさんのものがあるので、結構ハードな仕事でした。

そして、きれいにした調理道具などは全部文化会館の倉庫に。来年のそばパーティまで、そこにしまっておくそうです。

それが終わると楽屋裏のお手伝い。6時から「青少年のためのオペラ」の練習があるので、休息時間に食べてもらうようにゆでとうもろこしを用意したり、コーヒーを入れたりしました。

まさか、そばパーティのお手伝いができるなんて思ってもいなかったので、今年はとてもラッキーでした。一緒にやった方も、長い間ボランティアをしているけれど、そばパーティは初めてだとおっしゃっていたぐらいです。

でもこのパーティを見て、松本の方の、人をもてなそうとするよき伝統を実感しました。昔からそういう気分が松本にはあって、それを生かせないかとボランティア協会をつくり、フェスティバルをお手伝いするようになったらしいのですが、その気分、よくわかります。

小澤さんが夏、フェスティバルのために松本に来ると、「帰ってきた」とおっしゃるそうですが、長くやっているとそういう気持ちにさせる良い雰囲気が松本の方々にはあるんですねー、きっと。

2007年09月11日

■SKF 最終日のコンサート!

9日は、SKF最後の日のコンサートに行ってきました!

ラヴェル、デュティユー、ベルリオーズと全曲フランスものです。
ラヴェルはとってもロマンチックな演奏。あっという間に終わってしまった感じです。

デュティユーさんの曲もロマンチックで、現代曲にしてはかなり聞きやすいと思いました。でも初めて聞くせいもあって、曲全体のイメージがつかめず、とても理解したとは言えません・・・。

音楽のようで、音楽でないようで・・・う〜ん、アタマが固いのかなぁ・・・。ソプラノのルネ・フレミングさんは、とってものびやかな素敵な声でした。

初日もそうだったようですが、この日もデュティユーさんがいらしていて、演奏が終わると、小澤さんは客席をキョロキョロ。そして1階の中央と最後部の間ぐらいにいるのを見つけると手招きをして、デュティユーさんを舞台の方まで呼び寄せてしまいました。

たしか90歳ぐらいのデュティユーさんは杖を使ってゆっくりと歩いてこられました。舞台の前に着くと、盛んに小澤さん、演奏者、聴衆の拍手を受けて照れてしまったのか、ついには着ていたジャケットをめくって、その下に着ていたポロシャツの胸にあるSKFのロゴマークを大きく指差して何度も皆に見せるという、お茶目なところを見せてくださっていました!会場にも笑いが溢れ、一気に雰囲気がなごみました。

そしてインターバルの後は、ベルリオーズの幻想交響曲。軽やかなところもあり、でもとっても重みのある、パワフルで迫力のある幻想交響曲。SKOだからこそ、できる演奏じゃないでしょうか。もう一度聞きたいと思うので、ぜひ早くCDを出してくれるといいですね。

でも、この日も演奏が終わって音が止まったとたんに「ブラボー!」の声と拍手。う〜ん、気持ちもわかるのですがもうほんの数秒、シンとしててもいいんじゃないかなと感じました。

また、この日の席はとっても前の席で、もちろんうれしかったのですが、でもオーケストラ全体の音はなんだかアタマの上を通過していくような感じ。ヴァイオリン、チェロの音がすごく大きく聞こえていました。

でも、その弦の音がとってもみずみずしく若々しく聞こえたのは、やっぱり前の席だったからでしょうか。よくわからないのですが、本当に軽くていきいきとした音色!ラヴェルの曲でも、その音色が輝いていました。

でもよく見ているとヴァイオリンの人でもそれぞれ弾き方は違って、それがあの素晴らしい一体となった音を出すのだと思うと、やっぱり指揮者って大変な仕事だなぁと思います

前の席の特権といえば、演奏者や指揮者の息遣いまで感じられること!松本文化会館では前の方だとパーカッションのドラムはもちろん、小澤さんが指揮台で足を踏むときの響きが小さめのものでさえ、床を伝わって感じられました♪

この日は、カーテンコールが4回も!
両脇のバックステージにつながるところのドアも閉められたので2回でもう終わりだと思っていたら、皆さん、その後2回も出てきてくださいました。

フラッシュの嵐は、オペラのときよりは控えめでしたね。去年だと、オペラで懲りたのかコンサートの会場には大きく「撮影や録音はしないでください」と紙がでていたのですが、今年は出ていなかったです。あきらめているのか、それとも小澤総監督の心優しい配慮だったのでしょうか。

それにしても約1ヶ月の間、SKFの皆さま、お疲れ様でした!
小澤さんも本当にお元気になられたようで、よかったです♪ 
また来年も楽しみにしています!

P.S.パバロッティさんの訃報に関して、小澤さんのコメントがこちらの記事に出ています。よければご覧下さい。

2007年09月08日

■6日台風の中、コンサートBプログラム初日!

6日はあいにくの台風接近&上陸。東日本が大荒れのお天気の中、いよいよ小澤征爾さん指揮のコンサートBプログラムが行われたようです。その様子が、信濃毎日新聞に載っていました。

サイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本のオーケストラコンサートBプログラムは6日夜、松本市の県松本文化会館で始まった。小沢征爾SKF総監督がベルリオーズの「幻想交響曲」などを指揮。約1900人がサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)による今年最後の演目に聞き入った。

 1曲目のラベル「亡き王女のためのパヴァーヌ」の演奏に先立ち、ステージ上の小沢総監督は「私たちSKOはこの曲を(亡くなったテノール歌手)パバロッティさんにささげます」と語った。作曲者アンリ・デュティユーさんが見守る中、世界的ソプラノ歌手ルネ・フレミングさんとSKOが共演する「時間 大時計」の世界初演もあった。

 幻想交響曲では、アヘン自殺を図った芸術家の奇妙な夢を表現。第4、第5楽章と迫力を増していく演奏に、聴衆はひきこまれていた。

 長崎県の森優さん(68)は「幻想交響曲第4楽章は迫ってくるような管楽器の鳴り方がすごかった。10時間かけてきたかいがありました」。SKF松本は8、9日も同プログラムを公演し、9日に閉幕する。


8日(土)の夜7時からは、NHK BSハイビジョンでライブ中継があるので、もしBSに入ってらっしゃれば、テレビで愉しむこともできますよ!

2007年09月02日

■9月8日、「小澤征爾スペシャル」がTVで!

8月31日にはNHK総合TV「朝のほっとモーニング」に小澤さんがでてらっしゃいましたが、今度は8日(土)にNHKのBSハイビジョンテレビで「小澤征爾スペシャル」が約11時間(!)に渡って行われるようです。

その中の第2部は、サイトウキネンの生中継だそうで、以下が詳細です。

夢の音楽堂 「小澤征爾スペシャル」

第1部 午後1:00〜6:00
第2部 午後7:00〜9:30 “サイトウ・キネン”生中継
第3部 午後9:30〜深夜1:00ころ

クラシック音楽の名曲・名演奏を紹介する長時間特番「夢の音楽堂」。今回は、日本が生んだ世界的指揮者・小澤征爾さんを特集します。


第1部は、NHKの番組アーカイブの中から選りすぐった小澤さんの熱演、名演をたっぷりとお送りします。ベートーベンの「運命」、ブラームスの交響曲第1番、マーラーの交響曲第9番、シェーンベルクの「浄夜」などの名曲を、サイトウ・キネン・オーケストラ、ボストン交響楽団、NHK交響楽団との共演でお楽しみいただきます。

第2部は、当日松本市で行われるサイトウ・キネン・フェスティバルのオーケストラ・コンサートを生中継でお送りします。プログラムは、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、デュティユーの新作(世界初演)と「瞬間の神秘」、ベルリオーズの「幻想交響曲」です。ソロは、メトロポリタン歌劇場のプリマドンナのルネ・フレミングさんです。

第3部は、小澤さんとサイトウ・キネン・オーケストラによるオペラ公演を、NHKの番組アーカイブから選んでお送りします。』

約11時間ってスゴイですね。でも、どうしよう・・・BSハイビジョンテレビ、契約していません!入っていそうな友人に聞いてみることにします。(でもこんな長時間の録画、してくれるかなぁ・・・)

2007年08月30日

■SKF オペラ「スペードの女王」!

28日、オペラ「スペードの女王」を見てきました!もう、最高でした!

まずメトロポリタンから運ばれたという舞台装置にビックリ!開演前から、絵画の枠のような大きな白いフレームが舞台カーテンの外枠のようにセットされているので、??と思っていたら、それが本当にフレームの役を果たしていて、舞台はときどきまるで絵画のような美しい構図!

そして遠近法を誇張したような奥行きと陰りのある舞台、柱やレースのカーテンをうまく使った陰影あるセットは、たちまち観客をロシアという異次元に運んでくれます。

(舞台の床は遠近法効果のために坂になっていて、奥にいくに従って上がっているので、そこで歌ったり劇中劇のバレエをするのは大変なんではないかと、余計なお世話ですが心配してしまいました。。。)

冒頭の夏の庭園のシーンで、「こんなに明るい陽射しは天からの贈り物、楽しみましょう」と女性コーラスが声高らかに歌うところがあるのですが、そんな明るい季節のはずなのに、女性たちが来ているのはグレーや黒の重たい雰囲気の服。ここでもロシアという風土を感じさせ、それと同時にこの悲劇のストーリーを冒頭から予感させるゾクゾクするスタートでした。

デヴィッド・ニースさん小澤征爾音楽塾の演出でも、新しい幕が始まるとき、絵画のように美しい構図やポーズで皆ストップしているところからゆっくり動き出し歌いだす、というような演出をしていましたね。絵画のイメージがこのところのテーマなのでしょうか。

歌手の人たちは皆ドキドキするほど素晴らしかったのですが、特にリーザ役オルガ・グリャーコワさんが素晴らしかったです!感情もしっかり伝わり、嘆くところでも強いだけでなく本当に悲しみが伝わってくる心に届く声だったし、どのシーンでも安心して堪能させてもらいながら聞いていました。

ゲルマン役のテノール、ウラディーミル・ガルージンさんも素敵な太い声だったのですが、もしかしたら風邪を召されていたのでしょうか。ほんのときどき、かすれていたような気がしました。

それからもちろん東京オペラシンガーズの合唱団の素晴らしさは、いうことがないです!いつも思うのですが、この合唱団がSKFのオペラをさらに魅力あるものにしていますよね。

でもチョッピリ残念だったのは、最後の歌が終わったあと、あまり余韻を感じる間がなく客席から拍手が起きてしまったこと。小澤さんが指揮を終え空中で手を止めてから、あとほんの数秒でよかったのですが、時間が欲しかった気がします。自殺してしまったゲルマンの魂をなぐさめる歌の余韻、このオペラの意図を瞬間的に振り返るような余韻を感じたかったなぁ・・・

それに、終わってからはカメラのフラッシュの嵐が今年も。。。絶対に東京文化会館では見られない風景です。去年は私もつられて撮ってしまいましたが、今年は自粛しました。(苦笑)

だから写真がないので、昨年のニュース写真で転載OKのものをここに載せておきます!



2007年08月22日

■SKOの演奏が、六本木でスクリーンライブされます!

今日もまたSKOのニュースです!

ここのところ毎年行われているのですが、サイトウ・キネン・オーケストラの演奏映像が、今年もライブで六本木ヒルズアリーナに映し出されるようです!

日にちは9月6日(木)で、小澤征爾さんが指揮するベルリオーズの「幻想交響曲」とラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。六本木ヒルズアリーナの超大型ハイビジョン映像で、松本の演奏をリアルタイムに楽しめるんですね。

当日は18:00スタートで、入場無料だそうです。いつもすごく込んでいるとききますが、今年も整理券はとくに発券されないそうです。早めに行って席を確保したほうがいいですね。

お問い合わせは、テレビ朝日 03-6406-2222、または長野朝日放送 026-223-1000で受け付けているそうです。

2007年08月20日

■SKFのチケットが取れなかった人に朗報!

サイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本実行委員会では、9月6日(木)のオーケストラコンサート本公演直前に行う最終総合リハーサルを入場無料で一般公開するそうです。

時間は当日の午前11時−午後1時半まで。鑑賞希望者は22日の5時必着で往復はがきを出してくださいとのこと。1100席を用意しているけれど、申し込み多数の場合は抽選だそうです。

22日といえばもうあさってです!私も今知ったのですが、希望する方は5時必着のため急がないとダメですね!(と言っても、明日いちばんの郵便で行くようにするのが精一杯ですが・・・)

ただし実行委事務局では「より多くの人にSKFを楽しんでもらうための企画なので、本公演チケット購入者は申し込みを控えてほしい」と呼び掛けているそうです。やっぱり流石です!リハーサルもすごく見たいのですが、私は幸いにもチケットは購入できたので申し込みはやめておきます。

申し込みの要項は、

往復はがきで、1人1枚に限る。22日午後5時必着。往信用裏面に「6日『オーケストラ』」と明記し、住所、氏名、年齢、電話番号を記入。返信用表面に住所と氏名を記入、返信用裏面には何も書かず、SKF松本実行委員会(〒390−0311 松本市水汲69−2県松本文化会館内)に申し込む。多数の場合は抽選。

ということです。

ちなみにプログラムは小澤征爾総監督の指揮で、ラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、ベルリオーズの「幻想交響曲」など。残念ながらチケットが取れなかった方、よかったら申し込んでみてはいかがでしょうか。

2007年08月08日

■SKFのボランティア研修会

5日(日)は、サイトウ・キネン・フェスティバルでボランティアをする方たちのための研修会がありました。

松本市在住の人が多いこのボランティア軍団、つい最近、市内の違うコンサートでのお手伝いも(多分市内や近くの方々に声をかけて)したらしいのですが、とっても評判がよかったとか。素晴らしいですね。やっぱり皆さん、誇りをもってやってらっしゃるんですね。今年は1回しかお手伝いに参加しませんが、そのときは私もしっかりやりたいと思います。

研修会は、小澤総監督のご様子のお話しから始まりました。それによると、小澤さん、とても元気だそうです!よかったです♪でも、「総監督が元気になると、仕事が増えるんですよねぇ(笑)」と会長さんは苦笑い。

実際に、パレードに出たいとか、音楽会を指揮したいとか、リクエストされているらしいです。でも、周りの人がいちばん気になるのは、やっぱり小澤さんの体調。様子を見ながら、バランスを取って、お応えしたいと話されていました。

(下は今年のパンフレットです)

SKF 2007 Leaflet.JPG

それから、今年は消防署の方がいらして、「救命救急の基礎概念、その他」の話をし、DVDを見ました。そばで人が倒れたときの人工呼吸や心臓マッサージについて、のアレです。

消防署で行っている講習会を一度受けておきたいなと思っていたので、とても興味がありました。(ここのボランティアに参加されている方々も、半分ぐらいの人が講習を受けたことがあるようです。心強いですね!)


AEDという、心臓にショックを与えて止まった心臓を動かすようにする機械をこの頃あちこちで見かけますよね。あれがあれば、それだけでいいのかなぁなんて思っていたのですが、そうじゃないらしいんですね。AEDだけを使っても仕方なくて、使った後にちゃんと心臓マッサージができないと意味がないらしいです。DVDでだいたいのことは分かりましたが、やっぱり一度ちゃんと講習を受けにいきたいなぁと思いました。

それからこれは、ここで聞いて初めて知ったのですが、最近コンサート会場で「切れるお客さん」が多いとか。たとえば、携帯がコンサート途中に鳴ってしまい、そばのお客さんがカッとしてトラブルになってしまうそうです。

そのことをとても心配して、今年SKFではスタッフに若手のたくましい男性を増員したそうです。また接客担当のボランティアの人たちには、お客さんたちに気持ちよく対応してください、と。会場のスタッフがニコニコしていたら、少し嫌なことがあっても気持ちが違うのではないか、とのことでした。

せっかく皆が楽しみにきているコンサート会場で何かが起きてしまったら、大変ですよね。ぜひそんなことがないように祈りたいものです。ただこの現象、関西では起こらず、関東だけのことなんだそうです。そんなに関東って人の気持ちがあれているんでしょうか。。。ちょっとショックでした。。。

ではいよいよ、8月15日(水)から始まるサイトウ・キネン・フェスティバル。小澤さん、皆さま、元気でがんばってくださいね!


2007年07月27日

■サイトウ・キネン・フェスティバル、もうすぐですね♪

今年も、サイトウ・キネン・フェスティバルが8月15日から9月9日まで松本で行われます。昨年も参加させていただいたボランティアに、今年も申し込みました。

ボランティアは、一度登録しておくと次の年も自動的に継続。だから、7月の初旬に今年の参加可能日を返信するための用紙が、SKFのボランティア協会から送られてきたときには、サイトウ・キネン・フェスティバルの季節がスタートしたような気がして、ワクワクしました♪

ことしのサイトウ・キネン・オーケストラの演奏曲目は、

ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
アンリ・デュティユー/瞬間の神秘
アンリ・デュティユー/Le Temps L'Horloge(世界初演)
 ソプラノ:ルネ・フレミング
 (ボストン交響楽団、フランス国立管弦楽団との共同委嘱作品)
ベルリオーズ/幻想交響曲 作品14 

オペラは、「スペードの女王」(チャイコフスキー)だそうです。

初めて聞くことのできるアンリ・デュティユーという方の曲があったりして、やっぱり少し「お勉強」しておいたほうが当日はうんと楽しいですね、きっと。

でもこのフェスティバルのチケット、本当に取るのが大変ですよね。
残念ながら取れなかったという地方の方は、旅行代理店なんかでツアーがある可能性もあるみたいです。一度、探されてはどうでしょうか。

福岡方面からのツアーを教えてくださった方がいます。下記URLを見てみてください。(もし完売だったら、すみません!)

http://www.nta.co.jp/kyushu/shiten/skftour/

2006年10月17日

■小澤さんが涙したあの二胡の奏者、ジャン・ジェンホワさんも参加!《アジア・スーパー・クラシック@知恩院》は今週21日 (土)です。

《アジア・スーパー・クラシック@知恩院》文化庁舞台芸術国際フェスティバル2006というのが、京都の知恩院であるそうです。もはや西洋だけのものではなくなったクラシック。そこで、新しいクラシック音楽の担い手がたくさん出てきている日本、中国、韓国の音楽シーンを異なる側面から取り上げ、「3つのコンサート」を開催するのだそうです。

京都のお寺の境内などでは以前からときどき演奏会などがあり、もうどこの主催だったかも忘れてしまいましたが、ずっと昔、和太鼓を聴いたり舞踏を見たりして感激した覚えがあります。もちろん野外で、日が暮れてくると何ともいえない雰囲気。それが、また素敵でした。

今度も知恩院の石段が客席になるようで、そんなところでジャン・ジェンホワさんの二胡の音色なんて聞いたら感激ですね〜。八尾の「おわら風の盆」で聞く胡弓も何とも言えない哀愁があるれど、あんな感じでしょうか、楽器も似ているし。時間があったら京都まで行きたいですね〜!

プログラムは、3部構成になっていて各60分、入場無料!だそうです。

【第1部 13時30分 開演 伝統楽器によるコンサート】
添川浩史(尺八・篠笛)ジャン・ジェンホワ(二胡)ジャン・シャオチン(古箏)パク・スナ(伽耶琴)他。

【第2部 16時 開演 東から西へ〜ライジングスターの饗宴〜】
瀬尾和紀(fl)、須田祥子(Va)松村多嘉代(Hp)佐竹由美(Sop)
池上英樹、沓野勢津子、後藤由里子(Pec)Quartet X(韓国)
武満徹、ユン・イサン、タン・ドゥンの名曲を。

【第3部 18時30分 開演 トワイライト・コンサート】
指揮奥村哲也、コンサートミストレス大谷玲子の特別編成オーケストラとソリスト日中韓の作曲家の映画音楽

ただ今、整理券発行中!あ、でも残念ながら、「第3部は申込を締め切りました」ということです。当日、晴れるといいですね。



詳細は、http://www.classic.or.jp/

お問い合わせ:075-752-5568 ミツマ・ミュージック・プロダクツ内IPAF係

2006年09月20日

■来年のサイトウ・キネン・フェスティバルのゲスト指揮者、広上淳一さんのこと。

お名前はときどき見ていましたが、まだ実際に聴きに行ったことはありません。1955年5月5日生まれ(いい日ですね!)の51歳。東京音楽大学指揮科卒業で、卒業後、外山雄三氏のもと名古屋フィルのアシスタントを務め、1984年、26歳のとき、「第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮コンクール」で優勝。これが大きなキッカケとなったようです。



なぜかというと、審査員の1人だったアシュケナージが彼を大変高く評価し、翌年ピアニストとしてN響と協演したとき指揮者に指名(N響と初共演)。さらに、86年11月のパリ公演での指揮者にも抜擢され、フィガロ紙が“議論の余地のない才能”と称賛。

そしてその後、ヨーロッパで活躍。主なオーケストラで客演指揮をし、アメリカでビューも果たし、高い国際的評価を得て、スウェーデンのノールショッピング響首席指揮者(91〜95年)、日本フィル正指揮者(91〜2001年)、ロイヤル・リヴァプール・フィル首席客演指揮者(97〜2001年)、オランダのリンブルク響首席指揮者(98〜2001年)を歴任。今年、2006/07からは、コロンバス交響楽団(オハイオ州)音楽監督に就任されたそうです!

小澤さんも、フランスのブザンソンでの指揮者コンクールで優勝し、そこから一気に国際的に活躍されるようになったのですから、何だかよく似ていますね。おふたりとも、真の実力があって優勝したということなんですね、きっと!

広上さんはよく鬼才とか奇才とか言われます。たとえばモーツァルトにしても、古楽器演奏のスタイルを意識しつつ、自分の感性を加えたちょっと異色なモーツァルト演奏をしたりするとか。え〜っ、何だか聴いてみたいですね。

でも何かに「ポスト小澤のひとりとして注目されている」って書いてあったけど、とっても失礼だなぁと思いました。もし万が一サイトウ・キネン・フェスティバルを小澤さんに替わって監督するようになったら、そうとも言えるけど、でも指揮者は個性の仕事。小澤さんの前にも後にも小澤さんはいないし、広上さんにしたって、そうですよね。こんな政治で使うような表現、やめてほしいなぁ〜。

そうそう、広上さんは水戸芸術管弦楽団の指揮も2000年にしています。ここは、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーも多いので、そういう意味ではSKOは初めてではないと言えるでしょうか。

つい最近、読響チャイコフスキーをやって、とっても多彩な音の、素晴らしい演奏だったそうです。まだ来年のサイトウ・キネン・フェスティバルでの曲目は未定。何を聴かせてくれるのか、とっても楽しみですね!


2006年09月14日

■決定!来年のサイトウ・キネン・フェスティバル

今年のサイトウ・キネン・フェスティバルは、正確には27日間に渡って開催されましたが、なんと約2万人が訪れたそうです!

12日のコンサートを聴いた私の耳には、まだあの日の演奏が聞こえていますが、フェスティバルの事務局からは、もう来年の基本的なプランが発表されているんですよ。ビックリですね!

期間は、2007年8月13日〜9月9日
オーケストラ・コンサートは、小澤征爾さん指揮のサイトウ・キネン・
オーケストラ(曲目未定)と、ゲストコンダクター広上淳一さん
指揮するサイトウ・キネン・オーケストラ(曲目未定)。

オペラは、チャイコフスキー「スペードの女王」。もちろん、
小澤征爾さん指揮で、サイトウ・キネン・オーケストラです。

制作は、メトロポリタン歌劇場所有のプロダクションだそうです。
2007サイトウ・キネン・フェスティバル松本での演出は、
デイヴィッド・ニースさんだそうです。

出演予定は、
 リーザ:オルガ・グリャコヴァ
 ゲルマン: ウラディミール・ガルージン
 伯爵夫人:ラリッサ・ディアコヴァ
 エレツキー公:スコット・ヘンドリクス
 トムスキー伯爵:マーク・デラヴァン
 チェカリンスキー:ジョン・ダスザック
 ポリーナ:マリーナ・ドマシェンコ
 家庭教師:イリーナ・チスチャコヴァ

そしてほかには、ロバート・マン指揮による「ふれあいコンサート」や「青少年のためのオペラ」、「子どものための音楽会」、そして「若い人のための室内楽勉強会」などを例年通り行なう予定だそうです。

2、3年先の予定まで埋まっているというクラシック界だから、もう基本的なことは決まっていて当然ですね。来年も楽しみです!

2006年09月13日

■サイトウ・キネン・フェスティバル、最終日のコンサートに行ってきました!

昨日、最後のコンサート、Bプログラムがありました。

saitokinen-iriguti.jpg

もう、最高でした!とても素晴らしい演奏でした!弦楽器は、強い音も弱い音もひとつのうねりとなっていました。それに、木管楽器、金管楽器の音色も素晴らしかったです。

ベートーヴェンショスタコーヴィチも、すごくドラマチックな曲ですが、ただ派手で大げさなだけではなくて、ちょっとした音でもすごく大事にして演奏している、そんな感じでした。だから、ショスタコーヴィチの最後の方のティンパニーにも、とても重みを感じました。

それに内田光子さんのピアノ、生で聞いたのは初めてだったのですが、すごかったです。渾身の演奏でした。今までCDで聞いていたのよりも、とてもしなやかでまろやかでした。フォルテが続くところでも荒れたりせずに、それでもとても強く激しい美しい音なのです!

以前もフェスティバルで共演されたことがあると思いますが、サイトウ・
キネン・オーケストラの音とは、とても相性がいいのではないかなと
思いました。

ベートーヴェンでは、潮田さんがコンサート・マスターをなさっていましたが、ショスタコーヴィチでは矢部達也さんでした。ソロも弾いたのですが、とても繊細で美しい音でした!NHKの「あぐり」でテーマ曲を弾いていたそうですね〜!知りませんでした。

終わってからはもう拍手の嵐で、3度ぐらい小澤さんはステージに呼ばれ、ようやくオーケストラの方々が全員舞台からいなくなったのですが、観客は皆帰ろうとしません。ずっと拍手を送り続けているんです。本当に、多くの人が席を立たなかったんですよ!

アンコールなんてしたら小澤さんの体力が大丈夫かしら、なんて心配をしながら、私たちも席を立たずにいたら、もう一度全員が舞台に戻ってきてくれました。小澤さんは、内田さんを引っ張って!もう、本当に長い長い拍手の時間でした。

その後はボランティアの人が何人かステージに上がって、全員の方にお花を渡し、本当に終了となりました。私たち観客も、帰り際にりんどうを1本ずついただきました!

小澤さん、オーケストラの皆さま、そして運営してくださった皆さま、
4週間近くの長い間、ワクワクさせてくださって本当にありがとうございました!また来年、楽しみにしています!皆さん、お元気で、戻ってきてくださいね!!

2006年09月10日

■小澤征爾さんの素顔が垣間見える!「おわらない夏」(By 小澤征良さん)

夏の終わりにぴったりな、小澤征良(セイラ)さんの「おわらない夏」を読みました。

父である小澤征爾さんがボストン交響楽団の音楽監督だったため、
夏のフェスティバルが開催されているタングルウッドで、
一家で過ごしたいくつもの夏の思い出が描かれている本です。

軽いエッセイなのでとても気楽に読めるのですが、そこかしこに愛情をたっぷり感じる本でした。眠れない夜のバナナの話、ミュージカルを作る話、タカベェの話。。。。。全身全霊で音楽に取り組む小澤征爾さんのお父さんとしての素顔も、また、全身全霊でお父さんなんですね、きっと。



征良さんの文章も10代の少女の繊細さを感じさせてくれて、読んでいると自分の10代の頃の気持ちを思い出したりしてしまいます。もう少し傷つきやすい心で、いろんなことを感じていた頃があったなぁ。。。なんて、ね。

最後の方で、私の心の中にタングルウッドは生きているんだ、そしてタカベェとか死んでしまった人もずっとそこで生きているんだ、という結論に行き着くまでの葛藤にはスゴク共感しました!エッセイなので、途中で少し飽きても絶対最後まで読むべし!そういう本です。

それから、今日はBプログラムの最初の日。最高のサイトウ・キネン・オーケストラだったらしいです。私は12日。とっても楽しみです!
健康食品
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。