まつもと市民芸術館は、4,5年前にできたらしいのですが、
外観も中もとってもきれいなオペラハウスでした。


ちょっとわかりずらいかもしれませんが、光が列になっているところが
バルコニー席で、第一から第四まであります。
あまり舞台の脇近くでなければ、どこの席でも結構見やすそうな気が
しました。もちろん、あんまり上だと見下ろす感じになってしまいます
けど。でも音は、もしかしたらそんなには変わらないかも知れません。
あ〜、昨日の興奮を思い出しました!もともとが演劇好きなので、
それにクラシック音楽が一緒になったと考えたら、言うことない
ですね。そう言えば、以前一世を風靡していた夢の遊民者の芝居に、
ワーグナーのオペラに通じるものを感じていた人がいたのを思い出し
ました。今になって、すこ〜し、分かるような気もします。
ところで今日は、サイトウ・キネン・フェスティバルのボランティアを
初めてしました!午後2時から5時まで、オペラをやる市民芸術館の
楽屋裏のお手伝い。出演者の方たちが、練習の合間にカフェテリア・
コーナーで、ちょっと飲んだり、つまんだりするものの準備でした。
ボランティアの研修会でいただいたスタッフシャツ(サイトウ・
キネン・フェスティバルのロゴ入りの黒いポロシャツ)を着て、
もう何年もやっているリーダーの方と3人で、果物を切ったり、
とうもろこしや、おそうめんをゆでたり。
休憩の時間を考えたりして準備をすることで、制作する側の気持ちが
ほんの少し味わえて、それなりに楽しいものでした!

*これが、ポロシャツの胸に刺繍されたロゴです。
今日の午後は、青少年オペラの練習だそうで比較的若い人たちが
多かったようです。でも、みんなとても礼儀正しかったです!
「お疲れ様です」とか「ありがとうございます」とか、きちんと
言ってました。やっぱりこういう素晴らしい場に参加していると、
自然とそういうことも身につくのでしょうか。
そして5時前ぐらいから、夜のオペラの出演者たちが、徐々に到着。
小澤さんも、その頃いらしたようでした。桃や梨、レモン(紅茶を
よく飲まれるらしいです)を切ったものを取りに、スタッフの人が
いらっしゃいました。
お手伝いの合間に今年のゲネプロの話になって、おふたりとも見に
行かれたそうなんですが(ボランティア・スタッフには入場券が
1枚ずつ配られるんです)、今年は、小澤さんはほとんど止めること
なく、まるで本番のようだったそうです。やっぱり、最初からレベルが
かなり高かったんですねー。
この「エリア」のDVDかCDが出る予定だったと思うので、それが
とっても楽しみです!
小澤さんが大好きな感じがとてもよく伝わってくるブログですね。
ちなみに今日も私は参加します。
実は、昨日Bプログラムのコンサートに行ったのですが、演奏が終了するとともに
「撮影、録音、携帯電話禁止」のプラカードを持った人がふたり入ってきて、
舞台の両脇に立ちました。
これを見て、オペラでつられて写真をとったのはまずかったかなぁと思ってました。
オペラのときは、公演終了後、拍手と共にいっせいにフラッシュが、
まるで記者会見のようにバンバンたかれて、拍手が続く間中そんな感じだったんですよ。
あまりに公然としていたものだから、フェスティバルってこうなのかなとも
思ってしまったんです。なので最後の方に、私も!と思って撮ってしまいました。
普通のコンサートや演劇では、絶対に考えられませんよね。
その勢いは、もうボランティアが注意するとか、そういったレベルのものではありませんでした。
遠くからいらしてる方や、長年想っていてチケットがやっと取れた方が
多いからでしょうか。それでもやっぱりマナーを知ってもらって、
守ってもらわないとけませんよね。多分これからは、
事務局の方でもこのことに対しての対応策を考えていくのではないかと思います。
私も、つられてしまったことを反省するとともに、写真は削除しますね。