創立20周年記念コンサートはキャンセルになってしまったようです。
水戸室内管弦楽団は、指揮者がいなくても演奏できる
大変レベルの高いオーケストラだし、
違う指揮者で行なうのかな?と思っていたのですが、
やはり、水戸室内管弦楽団の創立20周年記念は
小澤征爾さんがいないと始まらないということなんですね。
次回に予定されている、小澤征爾氏指揮による
水戸室内管弦楽団の演奏会は、来年2月だそうです。
ちなみに今回予定されていた曲目は、
モーツァルト「ディヴェルティメント ニ長調 K.136(125a)」
モーツァルト「ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412/514(386b)」
(ニーノ・ロータ:<アンダンテ・ソステヌート>付き)
ホルン:ラデク・バボラーク
ハイドン「チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1」
チェロ:マリー=エリザベート・ヘッカー
モーツァルト「交響曲 第35番 ニ長調 K.385 <ハフナー>」
このうち、モーツァルト「ディヴェルティメント K.136」と
ハイドン「チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1」は、
第1回定期演奏会でも演奏された曲なんだそうです。
また第1回定期演奏会のハイドンでは、
故ロストロポーヴィチ氏がソリストとして演奏したのですが、
今回はそのロストロポーヴィチの名を冠したコンクールで優勝した
マリー=エリザベート・ヘッカー氏が演奏する予定でした。
こんなに素晴らしい内容のコンサートがキャンセルになってしまって
とても残念ですが、来年が楽しみですね。
小澤征爾さんの回復と復帰を、心よりお祈りいたしております。