ミステリーと言えばミステリーなのですが、犯人探しではなく、超常現象に近いことを描きながら、人の心の機微も描いたストーリー。この本を読んで、最後、泣けて仕方がなかったという人がとっても多いのです。
ネタバレになるので、もちろん詳しく書けませんが、「秘密」とは、何が「秘密」なのか。。。途中は、もちろんその超常現象を知っている家族ということなのですが、最後に来て、本当の「秘密」とは、実は・・・!とわかって、鳥肌が立つというか、泣けてきます。
東野さんのストーリーの特徴は、やっぱり最後のどんでん返し、というか、驚きの結末にありますね。ミステリー好きの人は、私もそうですが、いろいろ勘ぐりながら読むのですが、それでもそれ以上の結末になっている!それが楽しくて、一度本を開いたら、終わりまで一気に読んでしまいます!