ところで少し先ですが、あのベルリン・フィルの映画が東京のユーロスペースで公開されるそうですね。2005年の東アジアを巡るコンサート・ツアーに同行したドキュメンタリーのようで、指揮者はサイモン・ラトル氏です。監督は、ベルリン・フィルと子どもたちを撮ったトマス・グルベ氏だそうで、今度のも期待できますね!
こういうドキュメンタリーやメイキングのような映画は、とても興味深く見られて、ますます音楽が好きになりますね。
昔見た、ウエストサイド・ストーリーのオペラ・バージョンCDのメイキングLD(まだ、DVDではなかったんです。)では、バーンスタイン氏の思うような歌にならなくて苦悩するホセ・カレラス氏が描かれていてハラハラしながら見たのですが、とてもファンになってしまいました。(三大テノールとして日本で騒がれるようになる大分前でした)
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ベルリン・フィルの映画の詳細:
タイトル 「最高のハーモニーを求めて」
英題: TRIP TO ASIA:THE QUEST FOR HARMONY
製作年: 2008年 製作国: ドイツ
日本公開: 2008年11月 (ユーロスペース)
上映時間: 1時間48分
配給: セテラ・インターナショナル
監督: トマス・グルベ
音楽: シモン・シュトックハウゼン
キャスト:サー・サイモン・ラトル
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 他
ストーリー:名門オーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の2005年のコンサート・ツアーに同行したカメラクルーは、移動の飛行機からリハーサル、メンバーのホテルの部屋、自由時間、楽屋までを縦横無尽に動き回り、偉大なるオーケストラの内側に潜入する。彼らの奏でる最高の音楽と素顔をとらえ、ベルリン・フィルの全容を映しだす。