2009年03月29日

鶴見俊介さん出演のETV特集

日本の戦後の思想を語るうえではずせない方のひとりに
鶴見俊介さんがいらっしゃいます。

政治家を父に持ち、戦前に15歳でアメリカに渡り、
ハーバード大学の哲学科をアナキスト容疑で逮捕されながらも、
留置場で論文を書きあげて卒業したという経歴もすごいのですが、
読書の量と記憶力は半端ではないそうで、
幼少期から読んだ本の内容をすべて記憶しているそうです。

鶴見俊介さんは、あまりテレビにも出たがらないのですが、
この度、ぜひ鶴見さんの記録番組をということで、
ある知人の方が1年以上かけて説得し撮影にいたったそうです。
そして出来たのが、「鶴見俊輔 〜戦後日本 人民の記憶〜」
という番組です。
(NHK ETV特集 2009年4月12日(日)22時から23時半NHK教育テレビ)

鶴見俊介さんの、「自分の身近にある生活のものごとを
ブリコラージュし、断片を練り上げるように思考していくその態度は、
60年安保改定に反対し、市民グループ「声なき声」の結成や、
65年、ベ平連への参加へと受け継がれていく。
近年では、「憲法九条の会」を加藤周一、大江健三郎らと結成し、
再軍備に向かって大きく舵を切りつつある今日の日本の現状を鋭く
批判し、警鐘を鳴らし続けている。その彼が語る。「日本の近現代が
置き去りにしているものを拾い集め、それが与えられた社会の中で
どのように生きているかに関心がある。」ここに「日本の良心」が
蠢いている。」
http://www.nihonshinju.com/archives/2006/08/post_1.htmlより)

小田実さん、加藤周一さんなどを始めとした、
戦後日本の思想を支えた方々がいなくなりつつある今、
鶴見俊介さんのこの番組は、大変貴重なものとなることと思います。
もしよかったら、ぜひご覧ください。


posted by エミル | Comment(0) | TrackBack(0) | その他
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