2007年09月24日

■来年のSKFスケジュール

今年のSKFが終わったら、さっそく来年のスケジュールが発表されました。

2008サイトウ・キネン・フェスティバル松本 基本計画期間:2008年8月13日〜9月9日(予定)

★オーケストラ・コンサート

1)小澤征爾指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ (曲目未定)
2)ゲストコンダクター 下野竜也指揮 サイトウ・キネン・
  オーケストラ (曲目未定)

★オペラ 

ヤナーチェク「利口な女狐の物語」
小澤征爾 指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ
会場:まつもと市民芸術館

このオペラはフィレンツェ国立歌劇場との共同プロダクションです。

<演出>ローラン・ペリ
<キャスト>
森番:クイン・ケルシー
森番の妻/ふくろう:ジュディス・クリスティン
校長/蚊:デニス・ピーターセン
神父/あなぐま:ケヴィン・ランガン
ハラシタ:デイル・トラヴィス
ビストロウシカ(女狐):イザベル・バイヤクダリアン
雄狐:ローレン・カーナウ   他

★その他の「ふれあいコンサート」、「青少年のためのオペラ」、「子どものための音楽会」や「若い人のための室内楽勉強会」なども例年通り行なう予定です。


ゲスト・コンダクターの下野竜也さんは、どんな方かというと、
1969年鹿児島生まれ。鹿児島大学教育学部音楽科、桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室で学び、1996年、イタリア・シエナのキジアーナ音楽院でオーケストラ指揮のディプロマを取得。その後、大阪フィルハーモニー交響楽団指揮研究員となり故朝比奈隆さんに師事し、大阪フィルハーモニー交響楽団定期演奏会でデビューした方だそうです。文化庁派遣芸術家在外研修員に選ばれて、ウィーン国立音楽大学に留学もしています。

そして2000年、第12回東京国際音楽コンクール<指揮>で第1位となり、同年、齋藤秀雄賞も受賞、2001年には、あのブザンソン国際指揮者コンクール第1位。何だか小澤さんとの縁を感じますねー!

2006年11月からは、読売日本交響楽団の初めての「正指揮者」に就任。2007年4月からは上野学園大学音楽文化学部教授に就任し、各地でマスタークラスを行うなど後進の指導にも熱心だそうです。

また、『その指揮活動の根底には、デビューしてから一貫して持ち続ける「楽譜に忠実に。作曲家の意図するところをどこまで汲み取り、素直に表出できるか。」との思いがある。  ドイツ・ロマン派の作品を核にしながらもレパートリーは多岐に亘り、特に現代作品の分野では、ジョージ・ベンジャミン、松平頼暁等の前衛作曲家からその手腕は高く評価されている。オーケストラ作品のみならず、吹奏楽作品、声楽曲、オペラへも意欲的に取り組んでいる。』(下野竜也公式サイトより)そうです。

まだSKFでの演奏曲目は未定となっていますが、どんな曲を披露してくださるのでしょうか。とっても楽しみですね!




2007年09月12日

■SKFのボランティア

書くのが遅くなりましたが、今年もサイトウ・キネン・フェスティバルのボランティア、行って来ました。

今年は、たまたま「そばパーティ」の日でした。9月1日の小澤さんのお誕生日に合わせて開くと聞いていたのですが、今年は8月末でした。全然知らずに最初、楽屋裏のお手伝いのつもりで行ってみると、今日はそばパーティをやっているのでそちらをまず手伝ってください、とのこと。

お話しには聞いていたそばパーティ。場所は、松本文化会館の庭でした。そしてその名前のとおり、たくさんのおそばがテントの下に並び、その場で揚げている天ぷらや、カキ氷、そして他にも地元の方々が作った食べものがたくさん出ていました。

フェスティバルに出演される方々や関係者の方々が三々五々集まって、好きなものを取り、お昼を兼ねながらのパーティのようでした。おそばは、小澤さんが大好きなんですよね。

そのおそばですが、地元の方々が打ってらっしゃるそうなのですが、7−8人前ぐらいずつ載った大きなザルがずらーっと並んでいて、各ザルの後ろにはかなり大きな木のプレートがあり、そのおそばを作った方の名前が彫られているんです!

そして、おそばがなくなりそうになると、またちゃんと新しくゆでたおそばが出てきます。(ボランティアの方々が、次々とゆでているんです)

いろいろお手伝いしている合間に少しいただきましたが、打つ人によっておそばの感じは全然違うのですが、そのどれもがおいしかったです。さすが、松本ですねー!!

小澤さんもお昼過ぎ頃、いらっしゃいました♪マイクで「小澤さんがいらっしゃいました」とアナウンスされると、みんなで大拍手!ニコニコとても気さくな感じで、おそば用のおつゆが入った器を受け取ってらっしゃいました。

いいお天気の下、パーティは2時半ごろまで続き、それからは後片付け。男性たちがテントやテーブルを片付け、女性たちはお鍋やコンロやザル、その他調理道具などを片付けます。洗い物の量もわりとあったし、こまごまとたくさんのものがあるので、結構ハードな仕事でした。

そして、きれいにした調理道具などは全部文化会館の倉庫に。来年のそばパーティまで、そこにしまっておくそうです。

それが終わると楽屋裏のお手伝い。6時から「青少年のためのオペラ」の練習があるので、休息時間に食べてもらうようにゆでとうもろこしを用意したり、コーヒーを入れたりしました。

まさか、そばパーティのお手伝いができるなんて思ってもいなかったので、今年はとてもラッキーでした。一緒にやった方も、長い間ボランティアをしているけれど、そばパーティは初めてだとおっしゃっていたぐらいです。

でもこのパーティを見て、松本の方の、人をもてなそうとするよき伝統を実感しました。昔からそういう気分が松本にはあって、それを生かせないかとボランティア協会をつくり、フェスティバルをお手伝いするようになったらしいのですが、その気分、よくわかります。

小澤さんが夏、フェスティバルのために松本に来ると、「帰ってきた」とおっしゃるそうですが、長くやっているとそういう気持ちにさせる良い雰囲気が松本の方々にはあるんですねー、きっと。

2007年09月11日

■SKF 最終日のコンサート!

9日は、SKF最後の日のコンサートに行ってきました!

ラヴェル、デュティユー、ベルリオーズと全曲フランスものです。
ラヴェルはとってもロマンチックな演奏。あっという間に終わってしまった感じです。

デュティユーさんの曲もロマンチックで、現代曲にしてはかなり聞きやすいと思いました。でも初めて聞くせいもあって、曲全体のイメージがつかめず、とても理解したとは言えません・・・。

音楽のようで、音楽でないようで・・・う〜ん、アタマが固いのかなぁ・・・。ソプラノのルネ・フレミングさんは、とってものびやかな素敵な声でした。

初日もそうだったようですが、この日もデュティユーさんがいらしていて、演奏が終わると、小澤さんは客席をキョロキョロ。そして1階の中央と最後部の間ぐらいにいるのを見つけると手招きをして、デュティユーさんを舞台の方まで呼び寄せてしまいました。

たしか90歳ぐらいのデュティユーさんは杖を使ってゆっくりと歩いてこられました。舞台の前に着くと、盛んに小澤さん、演奏者、聴衆の拍手を受けて照れてしまったのか、ついには着ていたジャケットをめくって、その下に着ていたポロシャツの胸にあるSKFのロゴマークを大きく指差して何度も皆に見せるという、お茶目なところを見せてくださっていました!会場にも笑いが溢れ、一気に雰囲気がなごみました。

そしてインターバルの後は、ベルリオーズの幻想交響曲。軽やかなところもあり、でもとっても重みのある、パワフルで迫力のある幻想交響曲。SKOだからこそ、できる演奏じゃないでしょうか。もう一度聞きたいと思うので、ぜひ早くCDを出してくれるといいですね。

でも、この日も演奏が終わって音が止まったとたんに「ブラボー!」の声と拍手。う〜ん、気持ちもわかるのですがもうほんの数秒、シンとしててもいいんじゃないかなと感じました。

また、この日の席はとっても前の席で、もちろんうれしかったのですが、でもオーケストラ全体の音はなんだかアタマの上を通過していくような感じ。ヴァイオリン、チェロの音がすごく大きく聞こえていました。

でも、その弦の音がとってもみずみずしく若々しく聞こえたのは、やっぱり前の席だったからでしょうか。よくわからないのですが、本当に軽くていきいきとした音色!ラヴェルの曲でも、その音色が輝いていました。

でもよく見ているとヴァイオリンの人でもそれぞれ弾き方は違って、それがあの素晴らしい一体となった音を出すのだと思うと、やっぱり指揮者って大変な仕事だなぁと思います

前の席の特権といえば、演奏者や指揮者の息遣いまで感じられること!松本文化会館では前の方だとパーカッションのドラムはもちろん、小澤さんが指揮台で足を踏むときの響きが小さめのものでさえ、床を伝わって感じられました♪

この日は、カーテンコールが4回も!
両脇のバックステージにつながるところのドアも閉められたので2回でもう終わりだと思っていたら、皆さん、その後2回も出てきてくださいました。

フラッシュの嵐は、オペラのときよりは控えめでしたね。去年だと、オペラで懲りたのかコンサートの会場には大きく「撮影や録音はしないでください」と紙がでていたのですが、今年は出ていなかったです。あきらめているのか、それとも小澤総監督の心優しい配慮だったのでしょうか。

それにしても約1ヶ月の間、SKFの皆さま、お疲れ様でした!
小澤さんも本当にお元気になられたようで、よかったです♪ 
また来年も楽しみにしています!

P.S.パバロッティさんの訃報に関して、小澤さんのコメントがこちらの記事に出ています。よければご覧下さい。

2007年09月08日

■6日台風の中、コンサートBプログラム初日!

6日はあいにくの台風接近&上陸。東日本が大荒れのお天気の中、いよいよ小澤征爾さん指揮のコンサートBプログラムが行われたようです。その様子が、信濃毎日新聞に載っていました。

サイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本のオーケストラコンサートBプログラムは6日夜、松本市の県松本文化会館で始まった。小沢征爾SKF総監督がベルリオーズの「幻想交響曲」などを指揮。約1900人がサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)による今年最後の演目に聞き入った。

 1曲目のラベル「亡き王女のためのパヴァーヌ」の演奏に先立ち、ステージ上の小沢総監督は「私たちSKOはこの曲を(亡くなったテノール歌手)パバロッティさんにささげます」と語った。作曲者アンリ・デュティユーさんが見守る中、世界的ソプラノ歌手ルネ・フレミングさんとSKOが共演する「時間 大時計」の世界初演もあった。

 幻想交響曲では、アヘン自殺を図った芸術家の奇妙な夢を表現。第4、第5楽章と迫力を増していく演奏に、聴衆はひきこまれていた。

 長崎県の森優さん(68)は「幻想交響曲第4楽章は迫ってくるような管楽器の鳴り方がすごかった。10時間かけてきたかいがありました」。SKF松本は8、9日も同プログラムを公演し、9日に閉幕する。


8日(土)の夜7時からは、NHK BSハイビジョンでライブ中継があるので、もしBSに入ってらっしゃれば、テレビで愉しむこともできますよ!

2007年09月02日

■9月8日、「小澤征爾スペシャル」がTVで!

8月31日にはNHK総合TV「朝のほっとモーニング」に小澤さんがでてらっしゃいましたが、今度は8日(土)にNHKのBSハイビジョンテレビで「小澤征爾スペシャル」が約11時間(!)に渡って行われるようです。

その中の第2部は、サイトウキネンの生中継だそうで、以下が詳細です。

夢の音楽堂 「小澤征爾スペシャル」

第1部 午後1:00〜6:00
第2部 午後7:00〜9:30 “サイトウ・キネン”生中継
第3部 午後9:30〜深夜1:00ころ

クラシック音楽の名曲・名演奏を紹介する長時間特番「夢の音楽堂」。今回は、日本が生んだ世界的指揮者・小澤征爾さんを特集します。


第1部は、NHKの番組アーカイブの中から選りすぐった小澤さんの熱演、名演をたっぷりとお送りします。ベートーベンの「運命」、ブラームスの交響曲第1番、マーラーの交響曲第9番、シェーンベルクの「浄夜」などの名曲を、サイトウ・キネン・オーケストラ、ボストン交響楽団、NHK交響楽団との共演でお楽しみいただきます。

第2部は、当日松本市で行われるサイトウ・キネン・フェスティバルのオーケストラ・コンサートを生中継でお送りします。プログラムは、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、デュティユーの新作(世界初演)と「瞬間の神秘」、ベルリオーズの「幻想交響曲」です。ソロは、メトロポリタン歌劇場のプリマドンナのルネ・フレミングさんです。

第3部は、小澤さんとサイトウ・キネン・オーケストラによるオペラ公演を、NHKの番組アーカイブから選んでお送りします。』

約11時間ってスゴイですね。でも、どうしよう・・・BSハイビジョンテレビ、契約していません!入っていそうな友人に聞いてみることにします。(でもこんな長時間の録画、してくれるかなぁ・・・)

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