2007年08月30日

■SKF オペラ「スペードの女王」!

28日、オペラ「スペードの女王」を見てきました!もう、最高でした!

まずメトロポリタンから運ばれたという舞台装置にビックリ!開演前から、絵画の枠のような大きな白いフレームが舞台カーテンの外枠のようにセットされているので、??と思っていたら、それが本当にフレームの役を果たしていて、舞台はときどきまるで絵画のような美しい構図!

そして遠近法を誇張したような奥行きと陰りのある舞台、柱やレースのカーテンをうまく使った陰影あるセットは、たちまち観客をロシアという異次元に運んでくれます。

(舞台の床は遠近法効果のために坂になっていて、奥にいくに従って上がっているので、そこで歌ったり劇中劇のバレエをするのは大変なんではないかと、余計なお世話ですが心配してしまいました。。。)

冒頭の夏の庭園のシーンで、「こんなに明るい陽射しは天からの贈り物、楽しみましょう」と女性コーラスが声高らかに歌うところがあるのですが、そんな明るい季節のはずなのに、女性たちが来ているのはグレーや黒の重たい雰囲気の服。ここでもロシアという風土を感じさせ、それと同時にこの悲劇のストーリーを冒頭から予感させるゾクゾクするスタートでした。

デヴィッド・ニースさん小澤征爾音楽塾の演出でも、新しい幕が始まるとき、絵画のように美しい構図やポーズで皆ストップしているところからゆっくり動き出し歌いだす、というような演出をしていましたね。絵画のイメージがこのところのテーマなのでしょうか。

歌手の人たちは皆ドキドキするほど素晴らしかったのですが、特にリーザ役オルガ・グリャーコワさんが素晴らしかったです!感情もしっかり伝わり、嘆くところでも強いだけでなく本当に悲しみが伝わってくる心に届く声だったし、どのシーンでも安心して堪能させてもらいながら聞いていました。

ゲルマン役のテノール、ウラディーミル・ガルージンさんも素敵な太い声だったのですが、もしかしたら風邪を召されていたのでしょうか。ほんのときどき、かすれていたような気がしました。

それからもちろん東京オペラシンガーズの合唱団の素晴らしさは、いうことがないです!いつも思うのですが、この合唱団がSKFのオペラをさらに魅力あるものにしていますよね。

でもチョッピリ残念だったのは、最後の歌が終わったあと、あまり余韻を感じる間がなく客席から拍手が起きてしまったこと。小澤さんが指揮を終え空中で手を止めてから、あとほんの数秒でよかったのですが、時間が欲しかった気がします。自殺してしまったゲルマンの魂をなぐさめる歌の余韻、このオペラの意図を瞬間的に振り返るような余韻を感じたかったなぁ・・・

それに、終わってからはカメラのフラッシュの嵐が今年も。。。絶対に東京文化会館では見られない風景です。去年は私もつられて撮ってしまいましたが、今年は自粛しました。(苦笑)

だから写真がないので、昨年のニュース写真で転載OKのものをここに載せておきます!





2007年08月22日

■SKOの演奏が、六本木でスクリーンライブされます!

今日もまたSKOのニュースです!

ここのところ毎年行われているのですが、サイトウ・キネン・オーケストラの演奏映像が、今年もライブで六本木ヒルズアリーナに映し出されるようです!

日にちは9月6日(木)で、小澤征爾さんが指揮するベルリオーズの「幻想交響曲」とラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。六本木ヒルズアリーナの超大型ハイビジョン映像で、松本の演奏をリアルタイムに楽しめるんですね。

当日は18:00スタートで、入場無料だそうです。いつもすごく込んでいるとききますが、今年も整理券はとくに発券されないそうです。早めに行って席を確保したほうがいいですね。

お問い合わせは、テレビ朝日 03-6406-2222、または長野朝日放送 026-223-1000で受け付けているそうです。

2007年08月20日

■SKFのチケットが取れなかった人に朗報!

サイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本実行委員会では、9月6日(木)のオーケストラコンサート本公演直前に行う最終総合リハーサルを入場無料で一般公開するそうです。

時間は当日の午前11時−午後1時半まで。鑑賞希望者は22日の5時必着で往復はがきを出してくださいとのこと。1100席を用意しているけれど、申し込み多数の場合は抽選だそうです。

22日といえばもうあさってです!私も今知ったのですが、希望する方は5時必着のため急がないとダメですね!(と言っても、明日いちばんの郵便で行くようにするのが精一杯ですが・・・)

ただし実行委事務局では「より多くの人にSKFを楽しんでもらうための企画なので、本公演チケット購入者は申し込みを控えてほしい」と呼び掛けているそうです。やっぱり流石です!リハーサルもすごく見たいのですが、私は幸いにもチケットは購入できたので申し込みはやめておきます。

申し込みの要項は、

往復はがきで、1人1枚に限る。22日午後5時必着。往信用裏面に「6日『オーケストラ』」と明記し、住所、氏名、年齢、電話番号を記入。返信用表面に住所と氏名を記入、返信用裏面には何も書かず、SKF松本実行委員会(〒390−0311 松本市水汲69−2県松本文化会館内)に申し込む。多数の場合は抽選。

ということです。

ちなみにプログラムは小澤征爾総監督の指揮で、ラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、ベルリオーズの「幻想交響曲」など。残念ながらチケットが取れなかった方、よかったら申し込んでみてはいかがでしょうか。

2007年08月08日

■SKFのボランティア研修会

5日(日)は、サイトウ・キネン・フェスティバルでボランティアをする方たちのための研修会がありました。

松本市在住の人が多いこのボランティア軍団、つい最近、市内の違うコンサートでのお手伝いも(多分市内や近くの方々に声をかけて)したらしいのですが、とっても評判がよかったとか。素晴らしいですね。やっぱり皆さん、誇りをもってやってらっしゃるんですね。今年は1回しかお手伝いに参加しませんが、そのときは私もしっかりやりたいと思います。

研修会は、小澤総監督のご様子のお話しから始まりました。それによると、小澤さん、とても元気だそうです!よかったです♪でも、「総監督が元気になると、仕事が増えるんですよねぇ(笑)」と会長さんは苦笑い。

実際に、パレードに出たいとか、音楽会を指揮したいとか、リクエストされているらしいです。でも、周りの人がいちばん気になるのは、やっぱり小澤さんの体調。様子を見ながら、バランスを取って、お応えしたいと話されていました。

(下は今年のパンフレットです)

SKF 2007 Leaflet.JPG

それから、今年は消防署の方がいらして、「救命救急の基礎概念、その他」の話をし、DVDを見ました。そばで人が倒れたときの人工呼吸や心臓マッサージについて、のアレです。

消防署で行っている講習会を一度受けておきたいなと思っていたので、とても興味がありました。(ここのボランティアに参加されている方々も、半分ぐらいの人が講習を受けたことがあるようです。心強いですね!)


AEDという、心臓にショックを与えて止まった心臓を動かすようにする機械をこの頃あちこちで見かけますよね。あれがあれば、それだけでいいのかなぁなんて思っていたのですが、そうじゃないらしいんですね。AEDだけを使っても仕方なくて、使った後にちゃんと心臓マッサージができないと意味がないらしいです。DVDでだいたいのことは分かりましたが、やっぱり一度ちゃんと講習を受けにいきたいなぁと思いました。

それからこれは、ここで聞いて初めて知ったのですが、最近コンサート会場で「切れるお客さん」が多いとか。たとえば、携帯がコンサート途中に鳴ってしまい、そばのお客さんがカッとしてトラブルになってしまうそうです。

そのことをとても心配して、今年SKFではスタッフに若手のたくましい男性を増員したそうです。また接客担当のボランティアの人たちには、お客さんたちに気持ちよく対応してください、と。会場のスタッフがニコニコしていたら、少し嫌なことがあっても気持ちが違うのではないか、とのことでした。

せっかく皆が楽しみにきているコンサート会場で何かが起きてしまったら、大変ですよね。ぜひそんなことがないように祈りたいものです。ただこの現象、関西では起こらず、関東だけのことなんだそうです。そんなに関東って人の気持ちがあれているんでしょうか。。。ちょっとショックでした。。。

ではいよいよ、8月15日(水)から始まるサイトウ・キネン・フェスティバル。小澤さん、皆さま、元気でがんばってくださいね!


2007年08月02日

■小澤征爾音楽塾「カルメン」に行ってきました♪

31日の夜は、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトVIII「カルメン」を見に東京文化会館に行ってきました!

やっと手に入れたチケットは3階だったのでちょっと見にくかったけれど、オペラ歌手の素晴らしい声を生で聞けて感激でした。まだまだオペラ暦は浅いのですが、それでもポピュラーな曲がたくさんあるカルメン。あまり日本語訳をみなくても楽しめるところがいいですね。^^

それにしてもすごいなと思ったのは、やっぱり主役のジョシー・ペレス(Jossie Perez)と、エスカミーリョ役のマリウス・キーチェン(Mariusz Kwiecien)!ジョシー・ペレスは、その妖艶な雰囲気も良く、気が強くて奔放なカルメン役にぴったり。

それにマリウス・キーチェン、カッコよかったです。声も深みがあって素晴らしかったし。ホセと対極の性格を出すにはとてもいい配役だったのではないかと思いました。大変活躍しているバリトン歌手だそうですね。

それから、東京少年少女合唱隊の子供たちがすご〜く、いきいきとしていた舞台でした。群集の中の子供たちという設定で、演技をしたり歌ったりしているのだけど、ものすごく計算された動きをとっても上手に演技していました!

緩急つけていたけれど、どちらかというとこのカルメンはややスローなテンポだったでしょうか。じっくり恋のやりとりの行方を追っていく感じでした。オーケストラは、ちょっとハラハラするところもあったけれど、弦楽器が一体となった音を出すところなどやっぱりSKOを感じさせて素晴らしかったし、オーボエなど管楽器もよかったです。(宮本さんがコーチをなさっているようですね♪)

小澤征爾さん、少し疲れた感じもしたのですが、でもお元気そうでした!最後は舞台に登場して挨拶をしてくださるのですが、歌手やピットのオーケストラの人たちにずーっと拍手や挨拶の連続。3階からだとまともにお顔を拝見できなかったのが、ちょっと残念だったデス。

カルメンといえば、余談ながらその昔1980年代後半に、ピーター・ブルック「カルメンの悲劇」を今はない銀座のセゾンシアターで見たのを思い出しました。あれは、もう、強烈なカルメンだったなぁ。

最後は確か自分からホセに殺されるんです、エスカミーリョが闘牛で死んだと知って。ただ奔放に言い放って殺されるのではなく、自分から死を求めて恋を完結させる。本当に新解釈の、すごく考えさせられるカルメンでした・・・。

posted by エミル | Comment(0) | TrackBack(0) | 小澤征爾さん
健康食品
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。