2006年10月24日

■小澤征爾さん、パリのコンサートをキャンセル?!

今月11日に次のような記事がでていたようです。

 『パリ・シャンゼリゼ劇場で11月に2回予定されていた小澤征爾氏(71)指揮によるコンサートについて、公演関係者は10日、小澤氏は健康状態から指揮できないと発表した。小澤氏の健康状態の詳細は発表されていない。』毎日新聞(東京朝刊)

松本でお元気そうだったし、その後は少し休むと聞いたので、ゆっくりしてから「エリア」をイタリアでやるのかなと思ってました。ちょっとショックです。無理をする前に大事をとられたならいいのですが・・・・。

指揮をするって、本当に体力の要ることですよね。2時間近くの間、いわば踊っているようなものだし、腕を高いところで動かし続けるって本当に大変なことだと思います。

小澤さん、どうかゆっくり納得のいくまで休んでくださいね。そしてまた、元気なお姿を見せてください!



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2006年10月21日

■今日から「東京のオペラの森2007」のチケット一般発売です♪

「東京のオペラの森2007」のオペラ公演のチケットが、今日から一般発売されました♪

上演されるのは、ワーグナーの初期のオペラ、「タンホイザー」で、国立パリ・オペラ座、バルセロナ・リセウ歌劇場との共同制作です。

上演は、来年3月15日(木)17:30 /3月18日(日)15:00 /3月21日(水・祝)15:00。場所は東京文化会館。今日は、D・E・学生席のみの発売で、明日がS〜C席です。

S席36,000円 A席32,000円 B席28,000円 C席23,000円 D席18,000円 E席10,000円 学生席5,000円 (税込)。わぁ、高いなぁって思う金額ですが、オーケストラより遥かにたくさんの人が関わり、歌い手さんも来るとなれば、もしかしたら安いぐらいかもしれません。

素晴らしい歌声には、本当に感動します。しかも小澤さんの指揮だと、オーケストラだってただの伴奏なんかではありません!来年3月の幸せな時間を、今から予約しませんか〜。

オペラ「タンホイザー」のキャスティングは以下の通りです。

指揮: 小澤征爾
演出: ロバート・カーセン
装置: ポール・スタインバーグ
衣装: コンスタンス・ホフマン
照明: ロバート・カーセン/ペーター・ヴァン・プラット
振付: フィリップ・ジュラウドゥ

タンホイザー: ステファン・グールド
エリーザベト: ムラーダ・フドレイ
ヴェーヌス: ミシェル・デ・ヤング
ヴォルフラム: リュドヴィク・テジエ
領主ヘルマン: アンドレア・シルベストレッリ
ヴァルター: ジェイ・ハンター・モリス
ビーテロルフ: マーク・シュネイブル
ハインリッヒ: 平尾 憲嗣
ラインマール: 山下 浩司
/他

演奏: 東京のオペラの森管弦楽団
合唱: 東京のオペラの森合唱団

*当初エリーザベト役で出演を予定していたクリスティーン・ゴーキーは、来春出産のため、来日できなくなり、ムラーダ・フドレイが演じることになりました。


「東京のオペラの森」について詳しく知りたい方は、下記HPをどうぞ。

http://www.dearseiji.com/post_20.html

2006年10月19日

■吉田秀和賞、有木宏二さんの「ピサロ/砂の記憶−印象派の内なる闇」に!

水戸芸術館の館長でもある吉田秀和さんが中心となった、優れた芸術評論を対象とする吉田秀和賞(吉田秀和芸術振興基金設定)の第16回受賞作品が、有木宏二さん(宇都宮美術館学芸員、39歳)の「ピサロ/砂の記憶−印象派の内なる闇」(人文書館)に決まったそうです。



作品は、印象派の中心的画家の一人、カミーユ・ピサロの生涯を改宗ユダヤ人の子孫という生まれから丁寧にひもといて描いたもの。出版元の人文書館のブックレビューに以下のようにありました。

『1830年、カリブ海に浮かぶ小島セント・トーマス島でジャコブ・アブラハム・ピサロ(Jacob Abraham Pizarro)は生まれた。名前からわかるようにユダヤの血、それもスペイン語でマラーノ(豚)と呼ばれた人々の血を引いていた。

彼らは表向きキリスト教に改宗しながらユダヤ教の信仰を捨てなかったため、15世紀末にイベリア半島から追放されたユダヤ人たちだった。貿易商の父の意向に逆らい、ピサロは22歳で島を離れ、パリで画家として生きることを決断。名前をカミーユ・ピサロ(Camille Pissarro)と綴りをも変えてユダヤ系の出自を封印した。

本書は、「印象派展」すべてに出品し、最後まで印象派に忠誠を捧げたこの画家の評伝だが、出生の秘密に踏み込んでいるのが特徴だ。早くからピサロを評価したゾラは、彼の絵を評して「あまりにも暗いがゆえに、誰も喜ばすことができない」と書いているが、この暗さの底には暴虐に耐えてきたユダヤの記憶が秘められていると著者は指摘する。

フランスで反ユダヤ主義の嵐が吹きすさんだドレフュス事件の際には、迫害を恐れ、海外にいた息子たちにユダヤ人差別の少ないデンマーク国籍をとることを勧めたピサロ。静かな風景画に隠された画家の暗部を探り出した労作である。』
(芸術新潮2006年3月号より)

あの「エリア」の作曲をしたメンデルスゾーンも、ユダヤ教から改宗して苦しんだ人でしたね。日本人ではわからない宗教の深さ、怖さ。人を救うはずの宗教でさまざまな軋轢があるとしたら、宗教って何なのだろうって思ってしまいます。でも、その軋轢、苦悩が、もしかしたら多くの芸術を生んでいる面もあるかもしれません。う〜ん、現実って複雑ですね。

贈呈式は11月18日、水戸市の水戸芸術館で行われるそうです。

ちなみにこれまでの受賞作品は、
第 1回(1991年) 秋山邦晴「エリック・サティ覚え書き」
第2回(1992年)持田季未子「絵画の思考」、
第3回(1993年)該当なし
第4回(1994年)渡辺保「昭和の名人 豊竹山城少掾」
第5回(1995年)松浦寿輝「エッフェル塔試論」
第6回(1996年)長木誠司「フェッルッチョ・ブゾーニ」
第7回(1997年)伊東信宏「バルトーク」
第8回(1998年)該当作品なし
第9回(1999年) 青柳いづみこ『翼のはえた指 評伝安川加壽子』
第10回(2000年)小林頼子『フェルメール論 〜神話解体の試み』『フェルメールの世界 17世紀オランダ風俗画家の軌跡』
第11回(2001年)加藤 幹郎『映画とは何か』
第12回(2002年)該当作品なし
第13回(2003年)岡田温司『モランディとその時代』
第14回(2004年)湯沢英彦『クリスチャン・ボルタンスキー 死者のモニュメント』
第15回(2005年)宮澤淳一『グレン・グールド論』

該当なしが今までに3回も・・・。きちんと厳しく審査しているんだなぁと思ったら、審査委員会は、 審査委員長:吉田 秀和、審査委員:加藤 周一、林 光。加藤さんは、朝日新聞にもエッセイを書いてらっしゃいますよね。医学を学んでいたのに文学・評論をなさるようになった方で、その昔、「言葉と戦車」など読んでスゴイ!と思いました。もしかしたらこの吉田秀和賞は、有名な文学賞より余程しっかりした賞とも言えるかもしれません・・・

2006年10月18日

■クラシックがテーマ、月9のドラマ「のだめカンタービレ」スタート!

クラシック・ファンの方なら、気になっていたんじゃないでしょうか。今週の月曜日から始まった月9のドラマ「のだめカンタービレ」(フジテレビ)。

大人気のコミック「のだめカンタービレ」をドラマにしたものですね〜。このコミックのお陰でクラシックに興味を持つ人が増え、廉価版のクラシックCDベスト100などが、今年よく売れたといわれています。

コミックは何巻か読みましたが、読み始めると結構おもしろかったです。(^^;) 

主人公の女の子ががんばるストーリーって「エースをねらえ!」(古くて年がバレちゃいますね)から始まっていろいろありますが、同じひとつの道をがんばる様子を描いていても、のだめの場合は、どこかアッケラカーンとしてます。えっ、ウソでしょ?っていう設定でも(のだめのゴミだらけの部屋とか・・)そのうち気にならなくなる、不思議なコミックです。




で、テレビですが、第一回目はコミックに負けてたかなぁ。配役などは全然知らなかったので、指揮者のフランツ・シュトレーゼマン役が竹中直人でビックリ!他にも、キャスティングはかなりユニークでしたよね。あまりコミックのストーリーを追いかけることにこだわらないで、独自のドラマ世界を作ってほしいですね〜。これから、期待してます。

ドラマの中にオーケストラがでてくるんですが、夏からオーディションをして作ったそうです。その人たちが出演したり、録音したりしているとか。さらに東京都交響楽団がプロフェッショナルなサポートをしているんだそうです。12月には、東京の国際フォーラムで本当にコンサートもする予定のようです。

コミックやドラマを通して、クラシックっていいなって思う人が増えるといいですね。クラシックって、年をとっても、その年齢なりにいつまでも聞ける音楽だし、演奏者が違うとまた違うように聞こえて、それが楽しいっていう、素晴らしい音楽ですから☆

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2006年10月17日

■小澤さんが涙したあの二胡の奏者、ジャン・ジェンホワさんも参加!《アジア・スーパー・クラシック@知恩院》は今週21日 (土)です。

《アジア・スーパー・クラシック@知恩院》文化庁舞台芸術国際フェスティバル2006というのが、京都の知恩院であるそうです。もはや西洋だけのものではなくなったクラシック。そこで、新しいクラシック音楽の担い手がたくさん出てきている日本、中国、韓国の音楽シーンを異なる側面から取り上げ、「3つのコンサート」を開催するのだそうです。

京都のお寺の境内などでは以前からときどき演奏会などがあり、もうどこの主催だったかも忘れてしまいましたが、ずっと昔、和太鼓を聴いたり舞踏を見たりして感激した覚えがあります。もちろん野外で、日が暮れてくると何ともいえない雰囲気。それが、また素敵でした。

今度も知恩院の石段が客席になるようで、そんなところでジャン・ジェンホワさんの二胡の音色なんて聞いたら感激ですね〜。八尾の「おわら風の盆」で聞く胡弓も何とも言えない哀愁があるれど、あんな感じでしょうか、楽器も似ているし。時間があったら京都まで行きたいですね〜!

プログラムは、3部構成になっていて各60分、入場無料!だそうです。

【第1部 13時30分 開演 伝統楽器によるコンサート】
添川浩史(尺八・篠笛)ジャン・ジェンホワ(二胡)ジャン・シャオチン(古箏)パク・スナ(伽耶琴)他。

【第2部 16時 開演 東から西へ〜ライジングスターの饗宴〜】
瀬尾和紀(fl)、須田祥子(Va)松村多嘉代(Hp)佐竹由美(Sop)
池上英樹、沓野勢津子、後藤由里子(Pec)Quartet X(韓国)
武満徹、ユン・イサン、タン・ドゥンの名曲を。

【第3部 18時30分 開演 トワイライト・コンサート】
指揮奥村哲也、コンサートミストレス大谷玲子の特別編成オーケストラとソリスト日中韓の作曲家の映画音楽

ただ今、整理券発行中!あ、でも残念ながら、「第3部は申込を締め切りました」ということです。当日、晴れるといいですね。



詳細は、http://www.classic.or.jp/

お問い合わせ:075-752-5568 ミツマ・ミュージック・プロダクツ内IPAF係

2006年10月15日

■アンネ・ゾフィー・ムッターさんが引退!?

とても力強く美しいヴァイオリンを聞かせてくれるヴァイオリニストのアンネ・ゾフィー・ムッターさんが、引退するとのニュースです。

時期は、2年後の45歳のお誕生日だとか。13歳の時にカラヤンに見出されデビューしてから、実力も人気もあるヴァイオリニストとしてずーっと活躍しているムッター。

来年、小澤さんがオペラの森で予定している曲にコルンゴルドのものがあるけれど、去年、コルンゴルドのヴァイオリン協奏曲が再評価されるようになったきっかけとも言えるCDは、夫のアンドレ・プレヴィン指揮でムッターがヴァイオリンをひいているものだったそうです。(でも一昨年、小澤さん指揮でウィーンフィルも演奏しています!)

なんだか少し早い引退のようで、とっても残念!引退した後の活動などは、まだ未定の様子です。

来年オーボエの演奏からは引退する宮本さんといい、ムッターさんといい、しっかり自分のやることをみつめて、考えているのですね。本当に残念だけど、新しく選ばれる道を応援します!
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2006年10月04日

■小澤さんのウィーン・フィルでの演奏予定

オーケストラの新しいシーズンが始まる秋!もう夏頃には、予定が発表されていたのですが、ウィーン・フィルの10回ある定期演奏会の指揮者に、もちろん小澤さんも入っています!

10回の指揮者メンバーは、ムーティ、アーノンクール、プレートル、ゲルギエフ、ヤンソンス、バレンボイム、ティーレマン、マッケラス、ガッティ、そして、小澤征爾さん

1回の演奏日は2日間ですが、小澤さんは定期演奏会の最後を飾る2007年6月9日、10日です!発表されている曲目は、武満徹、コルンゴールド、チャイコフスキー(Takemitsu,Korngold,Tchaikovsky)となっています。また、恒例の5月の国立歌劇場演奏会も指揮するようですね。

試しにチケットはどうなっているのかなぁなんて、ウィーンフィルのサイトを見てみたら、以下のように書いてありました。

『ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の定期コンサートは、現在のところ全て売り切れていますが、定期会員のウェイティング・リストへのお申し込みは、毎年4月1日より5月31日までに郵送で受け付けています。定期会員には、土曜日のコンサート10回、日曜日のコンサート10回、またはソワレ・コンサートが少なくとも5回あります。土曜日と日曜日の定期会員になるまでのウェイテイングの期間は約13年間、ソワレ・コンサートの会員には約6年です。』

会員になると毎回聴けるんですね〜。うらやましい!でも、え〜っ!!会員になるウェイティング期間が約13年!?転勤でオーストリアに住むことになったから会員になろう、なんて気軽なこと、できないんだ・・・。10数年後にオーストリアに住む予定のある人は、今から申し込んでおいたほうがいいですねっ!

2006年10月03日

■東京オペラの森2007

普通は、今から来年の話なんかしていると、オニが笑うな〜んて言われちゃいそうですが、クラシックってチケットの発売が結構早いんですよね。だから、来年3月の仕事の予定なんてわからなくても、チケットをまず取っておいて無理にでも時間を作る。そんな感じですよねー。

ところで、来年3月の小澤征爾さんが音楽監督をなさる「東京オペラの森2007」のチケットですが、一般発売予定は今月の21日(土)。ところが、ところが!先行受付(抽選ですが)をしているところもあるのをご存知でしたか?
  
e+(イープラス)というサイトです。ここのクラシック>オペラを見てください。「東京のオペラの森2007」のオペラ・チケットは8日まで受付です。

http://eplus.jp/sys/main.jsp  

会員登録が必要で、しかも抽選なので必ず買えるわけではありません。人気の高いチケットはやっぱり倍率がかなり高いです。が、一般発売日より前にチャンスがあるわけで、ぜひ行きたい!なんていうときには、トライしてみる価値はあります!

それから、もしアメックス・カードの会員だったら、会員向けに先行発売をしているようです。ただしS席(36000円)だけで、10組20名。こちらは、10月21日までのようです。

「東京のオペラの森2007」のオペラのプログラム予定は、

ワーグナー: 歌劇《タンホイザー》(全3幕)
※新演出・国立パリ・オペラ座、バルセロナ・リセウ歌劇場と共同制作
  
   指揮: 小澤征爾
   演出: ロバート・カーセン
   出演:タンホイザー/ステファン・グールド
      エリーザベト/ムラーダ・フドレイ
      ヴェーヌス/ミシェル・デ・ヤング
      ヴォルフラム/リュドヴィク・テジエ
      領主へルマン/アンドレア・シルベストレッリ
      ヴァルター/ジェイ・ハンター・モリス
      ビーテロルフ/マーク・シュネイブル
      ハインリッヒ/平尾憲嗣
      ラインマール/山下浩司/他
   演奏:東京のオペラの森管弦楽団
   合唱:東京のオペラの森合唱団
       *当初出演を予定だったクリスティーン・ゴーキーは来春
        出産予定の為、来日できなくなり、エリーザベト役は、
        現在調整中。

公演予定日:2007年3月15日(木)、3月18日(日)、3月21日(水)
   場所:東京文化会館 大ホール

です。オペラはやっぱりちょっと高いけれど、舞台装置や出演する方々のことを考えたら、仕方ないですよね。来年の春の幸せな時間、今から予約しておきませんか〜?

「東京のオペラの森」のことについては、こちらのページの真ん中ぐらいも参照ください。

http://www.dearseiji.com/festival.html
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